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クリスマスのふしぎなはこ

                            長谷川摂子 ぶん 斉藤俊行 え 福音館書店

今週は、町がクリスマスモードになってきたので、絵本もクリスマスモードに!

クリスマス絵本も結構あるものだ。

借りてきた上の図書は、わりとページ数が少なめで2歳の息子でも楽しめるかな、と思い選んだのだが、「クリスマスの絵本」「クリスマスってなあに」は、大人向けな感じであまり食いつかない(は「クリスマスの絵本」は好きだったが)。

 

一番食いついたのが、福音館書店のクリスマスのふしぎなはこだ。

内容を読む前から、これを選んでいた。

表紙の黄金の箱のインパクトが強いのだろうか。

 

なにやら主人公の男の子が縁側の下にふしぎな箱をみつけたようだ。

 

あけてみると・・・

 

 

なんとサンタクロースがいる!!

 

そう、この箱はサンタクロースの現在の行動が分かるふしぎな箱なのだ!

 

箱を開けるたび、サンタクロースは自分の住んでいる町へ近づいてきて・・・

 

というようなストーリー。

 

もしこれがお化けなら、ホラーものにもなるわけだが・・・。

 

さておき、文章が短く、描かれている男の子も2~4歳くらいに見えるので、きっとこどもは親しみを覚えるのだろう。

 

この主人公の男の子は、ふしぎな箱を持っていることをお母さんには内緒にしている。

 

しかし、息子は、絵本の中のお母さんに容赦なくちくる

「おかあさん、この子ふしぎな箱もってるよ~。」

「息子よ。この子はサンタクロースの体面を重んじ、人様になるべくさらさないようにしているのだよ。これが、察する心だ。西洋の文化と日本人の思いやりが見事に融合していてだな・・・」

 

「・・・・・・。」

 

「おかあさん、この子ふしぎな箱もってるんだよ~。」

 

・・・・・・・・・。

 

察していないようだ。

 

 

 

 

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