ある日、大学のミスコンのサイトを2人で観ていた。

「おお!○○大学は、なかなかの粒ぞろいですな~。」

「皆可愛いねぇ~。ねぇ、ダーリンはこの5人の候補者の中で、誰が一番好き?」

「そうね~~。この人かしら…?」
「どれどれ?」

地味…!

「この人の方が、顔整ってない?」
「そうかもしれないけど、派手じゃない?『私、きれいです』っていう自信が感じられて、嫌だなぁ。」
というダーリンに、他大学のミスコン候補者からも、好みの女性を教えてもらうと…

やはり一番地味な人だった…!

「普通が一番良いよ。」
その時、ふと頭によぎる。
ダーリンは、ブス選なのではないかと。
そんなダーリンに選ばれた私は…つまり…

・・・・・・・・・・・・。
ダーリンの美的感覚がおかしいからこそ、結婚できたのだ。
たで食う虫も好き好きな世の中で、本当に良かった。
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