前回のお話は、こちら
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+夫婦同伴☆LDスタディ1.2.3！②+***************************
LDスタディの最後を締めくくるのは、｢陣痛時の呼吸シュミレーション｣である。
妊婦はマットの上に横たわり、旦那は背後にまわる。
助産師さんの掛け声に合わせ、我々妊婦が、フーフーと遠くにある蝋燭を吹き消すように息を吐いている間、旦那軍団は、ひたすら腰をさすらされていた。
｢フー…フー…｣
｢では、もう少し陣痛が強くなってきたとき、いきみたいという衝動に駆られてくると思うのですが、それを逃すために、旦那様には手をグーにして、肛門の辺りを押していただきます。｣
｢それ！｣
｢うーん…もうちょっと上かな。｣
｢このようなテニスボールも病院に置いてありますから、使用したい時は言ってくださいね。｣
｢でも、拳で押さえた方が、赤ちゃんが下に押し出されて行く力を手で感じることができるので、一度試されてみると良いかもしれません。｣
｢ゆりちゃん、うちにはテニスボールより、もっと良いものがあるじゃない♪｣
｢？？？｣
｢頭皮マッサージボールだよ！｣
ガ――――ン
ダーリンのいう、頭皮マッサージボールとは、コレだ
先日、誕生日ということで、同期からもらったらしい。
刺激は強そうだが、色といい、形といい、ドクロマークといい、まったく出産する場にふさわしくない。
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