先日、妊娠32週から受講資格が得られる「LDスタディ」という講座を産院で受けて来た。

LDスタディとは、Labor(陣痛)とDelivery(分娩)に関する学習である。

まず始めに、助産師さんによる講義が行われた。

「子宮口の開きとその時の痛みの間隔について、お話したいと思います。まず、こちらの模型を見てください。」

ド―――――ン
「な、なんかリアルだね。」
「そうね。」
「上の一番右の開き具合だと、陣痛は10分間隔くらいです。まだ痛みにも余裕があるかと思います。」

「それが左に進むにつれ、子宮口が開いてきて、ここまでくると、最大の10cmの開きになります。私たち側からも、赤ちゃんの頭が見えるわけです。」
「続いて、こちらの骨盤の模型をご覧ください。赤ちゃんは、ここを通って産まれてくるわけですが…。」

「このように回旋しながら下りてくるわけです。始めは顔を下に向けて、頭の面積を少なくしてから、ママの背中側に回ります。」

「そうしてどんどん下に押し出されて行き、最後に仰向けに寝ているママと顔を見合わせる形で産まれてきますよ~。」

「おおっ!」

「では、皆さん右手をぐーにして上げてもらって、この手を赤ちゃんに見立てて回旋を再現してみましょう。」

「何だかよく分からないけど、イメージが湧いて来たよ。」
「自分の股の間から顔が出てたら、感動もするだろうけど、まずギョッとしそうだ。」
―前半終了
後半の「出産ビデオ観賞」の前に、一度休憩になる。
と、同時に、ダーリンは「妊婦体験ジャケットコーナー」まで走って行った。

「早っ!!」
数いる夫婦の中で、1番のりだ。

「こんな感じかな。」
「これ、7kgあるんですよー。」
「それでお風呂掃除するマネしてごらんよ。」

「ム、ムリです…。」
妊婦の体の重さを体験し、よろめくダーリンであった。
+夫婦同伴☆LDスタディ1.2.3!②+へ続く…
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