前回のお話は、――――。

「赤ちゃんの全体の大きさ、頭の大きさ共に問題ないです。1カ月前に行われた血液検査の結果も、貧血・感染症含め、異常なしでした。次回は、1ヶ月後、長期スクリーニング検査(赤ちゃんの様子をじっくり見る検査)をします。」
ギョピちゃんが元気でほっとし、体重が2.5キロ~3キロ増えたことを怒られず、安心した。

このクール女医が怒ったら怖そうである。
続いて、ダーリン抜きで看護師さんによる問診と、おっぱい検査が行われた。

「旦那さんの血液型は何ですか?」
「O型です。」
おっぱい検査では、おっぱいの固さなどを調べていたようだ。
私は健康的な食事をしているにも関わらず、2.5キロ~3キロ増えたことを相談したく、この優しそうな看護師さんなら!と決死の覚悟で告白してみた。

「あのー…毎日健康的な献立で、腹8分目くらいで食事しているんですけど、何故か2.5キロ~3キロ太ってしまったんですが…。」

「え~っと、赤ちゃんの週数はまだそれほどではないので…おそらく…。」
ゴクリッ…。
「肉ですね。」

ガ――――――ン
「健康的な食事なら大丈夫です。心配し過ぎない方が良いですよ。」とか、「具体的に食べている物を教えてください。」とかではなく、「肉ですね!」って…。

「気をつけてくださいね~。」
「……はい。」
私は勝手に正直に告白して、
自爆したようだ。
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