今年逝去されたミュージシャンの曲を | Lilveria Blog -音楽制作メモ-

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Ukkiyの音楽プロジェクト「Lilveria(リルベリア)」のブログ
時々、音楽のお話

 

今年は日本の有名ミュージシャンの訃報が相次ぎました。

聴いた事のある楽曲のメンバーも含め、私が存じ上げている方々では…

 

 

 

 1月 高橋幸宏さん(YMO)(享年70)

   つばめ真由美さん(ザ・リリーズ)(享年62)

   鮎川誠さん(シーナ&ロケッツ)(享年74)

 2月 大城光恵さん(享年57)

   恒岡章さん(Hi-STANDARD)(享年51)

   黒崎真音さん(享年35)

   黒田隼之介さん(sumika)(享年34)

   西村香景さん(元・一世風靡セピア)(享年61)

 3月 坂本龍一さん(YMO)(享年71) 

 5月 新井康徳さん(BAAD)(享年55)

 8月 akiさん(元・Laputa)(享年52)

 9月 棚橋静雄さん(元・ロス・インディオス)(享年85)

10月 谷村新司さん(アリス)(享年74)

   もんたよしのりさん(享年72)

   櫻井敦司さん(BUCK-TICK)(享年57)

   犬塚弘さん(ハナ肇とクレージーキャッツ)(享年94)

   HEATHさん(X JAPAN)(享年55)

11月 大橋純子さん(享年73)

   三浦徳子さん(作詞家)(享年75)

   KANさん(享年61)

   チバユウスケさん(The Birthday、元・THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)(享年55)

 

 

 

謹んで哀悼の意を表します。

 

 

 

旅立っていったミュージシャンの音楽。

今回は私が好きな作品をいくつかピックアップしてみます。

 

 

 

 

 

 

 

まず、高橋幸宏さん、坂本龍一さんのYMOですが

「ライディーン」「君に、胸キュン。」は有名すぎなので他の曲を。

 

 

 

体操 / YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)

 

 

 

 

 

体操というか「痙攣の運動雷の歌。

ラストはもうコーラスが、英語からいつの間にか「♪けいれーんけーいれん」ですし。

まあまあふざけた曲ですよニヤニヤ

 

 

しかし、さすがYMO

それとは裏腹に曲のアレンジ(編曲)もの凄いです。

特にベースラインが面白過ぎ。そりゃ世界に通用するわ。

 

 

40年以上前の曲ですけど、今でも全然レベル高いですよね。

むしろ現代の方が合ってそうな曲スター

 

 

 

 

 

大橋純子さんも「たそがれマイ・ラブ」「シルエット・ロマンス」など有名曲ではなく

私が最近、懐メロを漁っていた中で聴いていいと思った曲をニコニコ

 

 

 

クリスタル・シティー / 大橋純子

 

 

 

 

 

めっちゃオシャレなシティーポップ飛び出すハート

今の日本の女性歌手では似た人が居ない、伸び艶がある歌声ですよね。

個人的には、上記有名ヒット二曲よりも好きな曲ですドキドキ

 

 

 

 

 

KANさんも。「愛は勝つ」だけしか知らない人も多いかと思いますが、

私は他にも「言えずの I LOVE YOU」「まゆみ」という曲は以前から知ってましたグッド!

 

 

ミスチルの桜井さんやaikoさんが尊敬しているように、

作曲のレベルはかなり高いですアップ

私も作曲出来るのでそこを理解していて、その能力は凄いと思います音符

 

 

 

提供曲だと多分、「さよならだけどさよならじゃない」は結構有名ですよねスイカ

 

 

 

 

 

あともう一つ。私が大好きなKANさんの提供曲がありますラブラブ

 

 

 

雨にキッスの花束を / 今井美樹

 

 

 

 

 

この曲は、親がよく聴いていて、私が物心ついた頃から知っている曲なんですが

今聴いてもメロディーがほぼ完璧合格

 

 

 

ものすごーく抽象的に例えますね。

メロディーが風船ハートのバルーンのよう

でも、それ以上膨らまず萎まず割れず、ある幅の中をキープして進んでいくイメージ。

 

 

ポップなんですがギリギリを攻めてて、いい意味で安定しない妙な緊張感があります滝汗

 

 

 

 

 

コード(和音)的にも分析してみると、サビの「♪嘘でしょう~」から

一瞬だけ部分的に面白い事やってましてにやり音譜

 

(少し作曲の専門的な話になっちゃうので、ここだけ作曲初心者ですらおいてけぼりで解説します↓)

 

 

 

この曲は Key in E(ホ長調)ですから、サブドミナントは「A」。

そこからサブドミナントマイナーに移行し、「Am」として

ここから同主調(Em・ホ短調)からの借用和音。「C(♭Ⅵ)」、「GM7(♭Ⅲ)」に進み、

また元のEのダイアトニックコードにある半音下の「F#m」(ソからファ#)に戻ります。

 

 

 

はい!訳わからんでしょうずまき

 

 

転調ではないんですよ。

(こういうのを「部分転調」とか言う人も居ますけど、厳密には違う)

 

 

 

こういった作曲技を、

音楽用語でモーダルインターチェンジって言いますパー

 

 

ここをもっと詳しく言うならば、音階的にモードという

説明するにしても相当ややこしい話もやもやになってくるので

これは作曲やってる方ですら、未だ理解出来てない人も居るかも知れないです汗

 

 

 

普通に聴いてたら、曲中こんな事やってたなんて気付かないはず。

ようは途中からメロディーの音階変わってるんですが、全然音階変化の違和感ないですもの。

これをサラッとやれるあたりKANさんは凄いんですよねキラキラ

 

 

 

 

 

出来れば全員のお話をしたいところですが、

語れば長くなっちゃうので、ここまでにしておきます。

 

 

 

私も音楽やっていますので、

意思を受け継ぐとまでは大げさに言いませんけども、

リスペクトし音楽活動を続けていきたいと思います虹

 

 

今まで素晴らしい音楽を聴かせて頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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