漫画から教わった音楽の本質 | Lilveria Blog -音楽制作メモ-

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Ukkiyの音楽プロジェクト「Lilveria(リルベリア)」のブログ
時々、音楽のお話

 

2000年代に週刊少年ジャンプで連載されていた、

「ピューと吹く!ジャガー」というギャグ漫画。ご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャグ漫画の歴史を変えたと言われるほどの

「すごいよ!!マサルさん」の作者、うすた京介さんの作品で

私は子どもの頃、お腹抱えて笑うくらいに楽しませていただいた記憶があります爆  笑ラブラブ

 

 

 

 

 

さて。そんな「ピューと吹く!ジャガー」ですが、

何気に作品の舞台が音楽専門学校なんですよ学校

でもこの設定。最初だけでそこまであまり関係なく、読んでくうちに忘れちゃいますけど汗

 

 

このブログ常連さんはご存知の通り、私も現実の音楽専門学校に通っていました

さすがに作中みたいに緩くないです。むしろ逆で、私の所は結構厳しかったです雷

「ふえ科」とかありませんからあせる

 

 

 

しかし、この作品。

ギャグ漫画にしては、たまに音楽含め本質をついてくるお話もありましてねダーツ

 

 

登場人物の中で、プロミュージシャンの「ポギー」というキャラがたまに出てきます。

この人が主人公のジャガーさんに出会ってから、迷走していくんですが…

 

 

 

 

 

その最初の出会いの「血みどろ!ポエム(作詞)対決」という回(1巻・第21話)で、

 

 

 

 

ジャガーさんから

「お前のそれは詩でも何でもない!ただのみんなが喜びそうな言葉の羅列だ!

わかりやすいようで実は…わけわからん!!」

 

「詩っていうのはな…“わかりにくいようで実はよくわかる”

ものでなきゃいかん!」

 

 

それに納得いかないポギーは

「ボクの負けだというのならその理由をちゃんと言ってみろ!!」

と反論します。

 

 

そこでジャガーさんは「…それじゃあお前…『耳くそ』を詩で表現してみろ」

と課題を出します。

 

 

「プロの実力をなめんなよ!!」とポギーは「天使の光」というタイトルで

 

 

 

「♪僕の体に舞い降りた天使 光の欠片をばらまいて去った

夢のような夜 壊れそうなくらい愛を抱きしめて

耳に残る光のカケラは 砕け散ったダイヤモンド

初めて気付いた これは天使の贈り物…」という詩を作りますが…

 

 

 

それに対しジャガーさんは、自分の耳をほじくって

「ほほぅ…じゃあ僕の天使の贈り物を君の耳に入れてみよう」

とポギーに詰め寄ります。

 

 

当然、ポギーはよけて嫌がる訳で。

 

 

「…コラ!!なぜよける!?汚い?

天使の贈り物なんだろ!?砕け散ったダイヤモンドなんじゃなかったのか!?」

 

「これでわかったか…?お前の詩はウソばっかりで何にも伝わって来やしない…

カラッカラのペランペランだ!」

 

 

©集英社・うすた京介

 

 

 

 

 

この話ね。私。大人になって音楽を始めてから読み返して思ったんですけど…

まあまあ作詞の本質をついているとも思いませんか?イヒ

 

 

「みんなが喜びそうな言葉の羅列」だとか特に予防接種

実際にそういうミュージシャン今でも居るし。

「綺麗事ばっか言って歌詞にするのはダメだよなー」と、私には響きましたドンッ

 

 

 

 

 

漫画のストーリーの方ではその後、それで作詞が分からなくなって

ポギーさんはどんどんおかしくなりますけどうずまき

 

 

 

タイトル「ゴリラ人間」

 

「♪オレはゴリラ人間 ウッホッホウッホッホ

ウッホーウッホ ウホウホウッホォー ウホウホウッホォーウ

ウホウホウホホ キェーウォホー

ハアハア ウホウホウホウホ 好きです付き合ってください」

 

 

 

みたいに、意味不明な歌詞を書き始めます滝汗

(迷走し過ぎて後に何故かマジシャンにも転職します)

 

 

 

 

 

…ですが、後に現実で、この詩をパクった(かもしれない)上に

これで高校生が賞を獲った話は笑いましたゲラゲラ笑い

 

 

 

 

審査員はただのギャグだとも知らず、斬新だとでも思ったんでしょう。

 

 

何もかもがしょうもなくて失笑するしかない事案。

なので、この世の中何が評価されるか分かりませんもやもや

 

 

 

 

 

 

 

 

他の漫画でも、人生においてといったら大げさですが

たまに核心をついてくるような内容やセリフがありますよねスター

 

 

今どき、「大人になっても漫画なんて読んでるんじゃない!むかっなんて言う人は

ほぼ居ないと思いますけど、

私は結構漫画から教わっています乙女のトキメキ

 

 

 

 

 

音楽では「のだめカンタービレ」という、実写ドラマ化もした漫画がありましたが

最近読み直したんですよ本

 

 

そこらの参考書よりも、もの凄く音楽の勉強になりますからキラキラ(クラシック系は特に)

こちらは音大からのお話ですけど、まあリアル話なのにギャグもあって面白いハート

 

 

 

 

 

 

 

他にも現在連載中の漫画だったら、お箏の「この音とまれ!」とか。

こちらも音楽の勉強になるとともに、お話にも泣かされます大泣き

 

 

すでにアニメ化も舞台化もされているし、

近いうちに、この作品もドラマか映画で間違いなく実写化されるでしょうカチンコ

(上手くいけば空前のお箏ブームまでありそう)

 

 

 

 

 

漫画だからって舐めちゃいけませんウインク

 

 

 

 

 

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