病院へ行ってきた。 | タイと踏ん張る

タイと踏ん張る

タイ生活で干支が一周し2019年末に日本に引っ越し。
旧タイトル『タイに腰掛け』…タイに腰を据える覚悟は無いけど、腰掛けじゃなく踏ん張って行こう‼︎→『タイと踏ん張る』
タイ人夫と長女9歳、3歳のダウン症の長男、2023年5月産まれの次男の5人家族。

下書きに保存してた記事を順番にアップしております。
順番があるので、いきなりここから読んでくれる方は一番最初の記事『念願のご報告』から読んで頂けると分かりやすいと思います。

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6月15日

日曜だったため、どの病院も平日に来てくださーいと言われて、敢え無く出直し。


6月17日
朝練がない日に、朝早くから行くべきと思いながらも、早く病院に行きたくて、朝練が終了した後に病院へ。
ランパーン市内で、一番規模も大きく、医療レベルも高いといわれている、ランパーン国立病院に向かいました。

10時に到着…そして病院を出た時は16時半を過ぎていました…汗

いやー公立の病院は待ち時間が長いと聞いていたけどここまで長いとは思わなかった。
そしてまさかの、研修医と話しただけの、えぇ!?私妊娠してるんだよね??という不安。

どんな感じだったかと言いますと…。

まず初めて行ったので新規患者ということで書類的なものを作成してくれ、それが完成するまで待つ…30分くらい。

その後、産婦人科病棟へ。

どこからスタートするんだというほど、看護婦さんが座っている机が多く。
手の空いてそうなそうな人に聞いて、そこから初めてーと。

もうジュイさんは必須。

私タイ語話せるけど、病院で事細かな症状を説明できるほど、また言われたことを理解できるほどではない…。
しかも、みんな結構な率で北タイ語で話しかけてくる…。
ジュイは東北部イサーン出身だから、北タイ語は話せない、でも多少の聞き取りは可?くらいでしょうかね。

最終月経はいつ?
体重は?
身長は?

とか聞かれて、血圧測って、内診…ここまではスムーズ、まだ11時前くらい。

まーた、この内診をしたのが、変なオッサン医師(これは本物の先生だと思う…けどそれ以下だったように思う)

「今日はどしたんや?」と先生。
いやー妊娠検査薬で陽性だったので、確認に来ました。

「ふむ、前の生理はいつ?」(いや、カルテに書いてあるでしょ、さっき看護婦さん書いてたし)
でも、5月の13日から始まったのが最後です…と答える。

「で、検査薬をしたのはいつ?」
6月の13日です…。

「ぶははー、えぇー先月の13日が最後の生理やろー、まだ今月の予定日過ぎてないのに、検査したん?」と言われる。

いや、生理予定日を1週間近く過ぎたので…と答えると。

「いやいやいや、だって13日でしょー、前の生理。今月の13日でしょ予定日は」とか言うの。

意味不明。

いやさー普通の男子なら、この会話分かりますよ。
あー男子って、生理の周期を分かってないんだなーって。

いやいやいや、この人産婦人科の先生。
たぶん医大出てるでしょ…そうじゃなきゃ、先生なれてないよね。
そんな時代じゃないときに、医者になりましたの?

そんなことを一瞬で考えながら、このオヤジ確実にアホだと思いながら、冷ややかな表情で返答。

いえ、私の今月の生理予定日は前回の生理から27日後の6月8日でした。
だから、それを大幅に過ぎたので、この13日に妊娠検査薬を使って検査をしました。

「あーそー」と普通に言われ内診。

あのアホオヤジに…内診とか無いわ…。
(内診とは膣に直接、指もしくは器具をいれての診察)

と思いながらも、私に選択肢は無く、台に上がる。

たぶん、これは子宮内の細菌を調べるためだと思われます。
あと、子宮頸がんの検査と…。

2週間後に結果が出るらしい。

内診を終えて、ジュイに愚痴る。

あのオッサン、意味不明やったわ…と生理予定日の件を話す。
するとジュイさん、さっき部屋の横に出ていた医師の名前を言って、インターネットでめちゃくちゃ評判悪い先生やったで…と。

そりゃ、そうでしょうよ。
次にあの先生に当たったら、私拒否します。そう心に決め、ジュイにも宣言。

この時点で、この病院に不信感が募る。

その後、違うカウンターで、体重と身長を測る。(さっき口頭で言うたの書いてましたけど…)

この時点で、12時。

お昼休み入るから、13時に戻ってきてねーと病院内の食堂でご飯。

13時に戻って、かなぁーーーーり待ってから名前を呼ばれました。

まずは「尿を採って来て」と、小さな蓋付の入れ物を渡される。
トイレに行って、その尿を持参で元の場所へ。
看護婦さんが、「はい蓋開けてー。」
検査用の細長い紙をチャポとつける。
「この色が正常ね、うん妊娠してるね。
 何か異常があれば、こういう風に色が変わるのー。
 はい、尿捨ててきて、この入れ物は毎回検診の時持参してねー。」

タイらしいなーと思いながら、その後もしばらく待って。

ベテランっぽい、中年の看護婦さんと話します。
この時点で、タイの母子手帳が既に用意されていました。
もちろん中身は全てタイ語です。

表紙にマジックでデカデカと、タイ語で私の名前が書いてあった。

事務的にジュイに向かって今後の話をし、母子手帳のここを読むようにと指示し、最終月経を聞かれ、出産予定日は…と表で確認して、2月の17日ですね…と。
今日は妊婦に必要な注射(後で調べたら2種混合と呼ばれるやつ)を打って、血液検査をします。
…と、ざぁーと一方的に話されました。

まずは、先生の問診だからそこで順番待ってねー。
この時点でジュイは外で待っててと、外に行かされる。

で、その問診がね。
研修医なの。

机が4つ5つあって、研修医が4人。
まだ二十歳過ぎくらいの子ばっかり。

でね、この子達がね、もぉーーー頼りない感じ。
少し質問されて、答えて(全部看護婦と話た内容だから、カルテに既に書いてあるでしょと言うことばっかり)
ベットに寝かされて、風邪の触診のように、顔や喉を触られ。
心拍を確認され、お腹を少し押すように触られ、はい終了。

で、机に戻って、また話す。
あー胸の触診してないーと再度寝かされる…。

私、超音波検査をして欲しいと言いました。
この時点でまだ5週に入ったばかり。

でも日本では、初診で超音波検査をすることも多い…で5週に入っていたら、胎嚢は確認できる場合も多いという情報も既に目にしていました。

拙いタイ語で、子宮外妊娠の可能性もゼロではないし、早い時点で正常な位置に赤ちゃんがいるのを確認したいと伝えました。

まー曖昧な返事なこと。

うーん、まだ5週だし、ここの病院はこのくらいの時期はまだ検査してくれないんじゃないかなー、先生に聞いてみますね。

とだけ言われてスルー。

目の前で、「そだよねー」「うん、そうだと思うよー」という研修医同士のやり取りがあったりと、もう不安でいっぱいです。

とにかく早く血液検査に行ってくださいと促され、血液検査をする為に別の棟へ。
この時点で4時を過ぎていたので、結果は明日にならないと出ないと言うことで、翌日再び病院へ行くことに。

不安です、不安すぎる。
もうあの病院いやだ。
そもそも、待ち時間がおかし過ぎる。


6月18日

でも、翌日ちゃんと病院に行きましたよ。

今日は総合の受付を通さずに、産婦人科病棟に来いと言われていたので、直行。

到着は11時くらい。

少し待って、名前を呼ばれる。
血液検査の結果を聞いて大丈夫だと言われる。

その後、昨日打つ予定だった注射を打ちに。

これも別の場所。

先にお金を払うシステムなのがタイらしい。
前日の、内診前に1度。
血液検査の前にも1度会計がありました。

今日は注射代と、サプリメントが出ていたようで、薬代を支払って注射へ。

さっと終了して、元の産婦人科へ戻る。

そこで、超音波検査をやって欲しいことを再度訴えました。
そしたら看護婦さんが、それは先生と話してもらわないと…ということで、もう一度研修医が並ぶ問診コーナーで待つ。

この日は一番奥に、明らかに研修医では無い、本物の先生が座っていました。
そして運よく、その先生に当たりました。

もー中途半端なタイ語でのやり取りが嫌で、私タイ人じゃないんです、と英語から入る。
そしたら分かりやすい英語で対応してくれました。

超音波検査をして欲しいんですが…と。
タイのことはよく分かりませんが、日本ではこの時期に超音波検査をするのが普通なんです。
子宮外妊娠とかだった場合、私の次の検診予約の7月31日では何か問題が起きてしまう。
なので、できるだけ早くして欲しいと説明しました。
昨日も先生(研修医)に話したんですが、まだ早いんじゃないかなー分からないなーということでスルーされましたと伝える。

で、色々話て、やっぱり今の時期はまだ赤ちゃんは見えないと先生が言うので、2週間後の7月3日に超音波検査の予約を入れてくれました。

その後、先生「昨日、この患者さんを診た人?」と研修医に指導してました。
小さくなってる研修医に、ちょっといい気分になってしまった腹黒い私。

とっても対応がよかったので、近くの看護婦さんにあの先生の名前を聞くと、先日ジュイがネットで調べて口コミの評価が高かった先生でした。

この先生、個人クリニック(タイの医師はみんな掛け持ちは当たり前だそうです)を持っているようなので、ちょっと検討中です。

とにかく、7月3日の検診には行く予定。
まー注射も後2回あるんだけどね。

そもそも、先生(というか研修医ね)ではなく、看護婦で回っているような状況。
次回の検診予定も決めたのは、看護婦さんでした。
ってか、7月31日ってもう11週ですよ。もうすぐ4ヶ月じゃない。
やっぱり違うぞ。

こんな感じで、不安いっぱいの病院訪問1回目。

その後、同じく妊婦なランパーンで唯一のタイ人の友達(ジュイ繋がりではない、私の友人)ティーと会う機会があり、彼女が言うには、やっぱりあそこの病院は一番医療レベルも機械もいいらしいです。

彼女は、私立病院に行っているんだけど、その病院で扱えないケースはランパーン病院に搬送するそうな…。

でもなー、いつ行っても先生に会えるわけではなく、毎回看護婦さんと研修医じゃ不安だよなー。

個人クリニック、検討中です。