インド版の私。 | タイと踏ん張る

タイと踏ん張る

タイ生活で干支が一周し2019年末に日本に引っ越し。
旧タイトル『タイに腰掛け』…タイに腰を据える覚悟は無いけど、腰掛けじゃなく踏ん張って行こう‼︎→『タイと踏ん張る』
タイ人夫と長女9歳、3歳のダウン症の長男、2023年5月産まれの次男の5人家族。

海外で出来た日本人の友達って、なんとも日本の同級生や元同僚とかとは違った友達関係が続くように思う。
今はフェイスブック(以下FB)というものの普及で、メールや電話をしなくても相手がどう過ごしてるのかよく分かる。

インターネットユーザーの殆どは、インターネットを使った際にFBのページを覗くらしいという話を聞いたことがある。

私も、インターネットを使った際は、必ず自分のメール、FB、アメーバ、友人のブログをチェックするのがもう習慣のようになっている。

自分の発言は少ない方なので、いつも見る専門。

そこに、ちょっと悶々としてる友人のアップデートが上がってた。

この友人は、私が大学4年生の冬休みに行った、ニューヨーク旅行先のホステルで、隣のベットに寝てて知り合いになるというスタート。

日本のコンビニの袋がぶら下げてあって「日本人ですか?」と私が話しかけたのが最初だったと思う。
ちなみに私はアメリカ留学時代の親友、クリスちゃんと二人で旅行に行ってた。

旅先で数日一緒に過ごし、お買い物や食事にも行ったね。
懐かしいなぁ~。NYの地下鉄が何十年ぶりにストライキを起した時でね、貧乏旅行なのに地下鉄という足がなくなって、行動範囲がめっちゃ狭かった。
年末の鬼寒い時で、歩き回って大変だった…でも楽しい思い出。

その友人とは、その翌年の夏に一度日本で食事に出掛け。
その後、ひょんなことから、私がタイに就職面接トリップをする時に一緒に行くことに。彼女にとっては初めてのタイ旅行だったと思う。
その時は当時の私のバイト先の友人二人(年上の女の子と、紳士な年下の男の子)も一緒に、不思議なメンバーで行ったのよねぇ~。
もう6年前だ。本当に懐かしい。

それからは…会ってないように思う。
うそ~もう6年も会って無いの!??

今も交流がうっすらとだけど続いてるのは、FBのお陰様さまなのです。

この彼女、いつの頃からかインドにハマっている。
私は2年前にインド旅行に行って大満足し、もうインドは別に行きたくないわけじゃないけど、行かなくてもいいかなという感じ。

私がバカみたいにタイにハマって何度も来る度に、住みたいと思うようになって、こうしてこっちで働くようになった私。

彼女は、インドに語学留学に行っていた。
ヒンディー語を学びにね。
私は「へぇ~そんなにイイんだ」と思ったんだけど、これか私が周囲に見られてる目線というのを自分で体験して初めて自分の突拍子振りが分かった…笑

インドに留学するんだと聞いた時(これもFBで知った)メッセージを送ったんだよね。

そしたら 「インド版リリーちゃんを目指してるから」

って返事が来て、ニヤけちゃった。

そうか、彼女も私がタイが大好きで住んじゃったくらい、インドに恋してんだと知った瞬間だった。

その彼女の、悶々と悩んでると思われるアップデートが気になって、昨日メッセージを送った。

数ヶ月前に、語学留学を終えて今は日本に帰国している。

昔の自分と凄く重なるんだよね。
海外で生活して帰ってくると、向こうと比べちゃって、どっちが良いとか悪いとかではなくて、向こうでもっと生活したかったとどこかで思ってると、全部海外の方が良かったと思い込んでしまう事があったり。

私は結局、悶々と悩んで、タイに戻ってきたからね。

彼女もきっとそんな風に悩んでいるんじゃないかと思って、メールしたら。
まさに、昔の私のような状況…。

いやぁ~インド版とタイ版、同じこと考えてますねぇ~とまた可笑しくなった。

そんな彼女は、現在インドで働くべく就職活動中らしいです。
その結果が来なくて悶々としていた様子。

私は行くか行かないかを迷ってるのかと思ってたので、行くこと自体を決めているなら心配は要らないと思う。

人って何か大きい目標がある時の輝きぷりってないもんね。

私の人生で一番輝いてた時は、どう考えても、どう振り返っても。
タイで就職すると決めた2006年の12月から、就職を果たした2007年の9月までの目標に向かって頑張っていたあの時期だと思う。

あの輝きはもう来ないかも知れないと思うほど、あの時期は全てを頑張っていた。
単なるフリーターのバイト掛持ちの、通帳と睨めっこの、計算機たたいて、目標額まで貯めていた、そんな生活だったけど、どう考えても輝いていた。

そんな悩める友人とメッセージのやり取りを少しして、自分の輝いていた頃の記憶が蘇って、また何か頑張らなきゃなと心が熱くなった瞬間だった。

応援してるよ~。

一緒にタイ版とインド版で、楽しい人生送ろうね。