旦那は野生人。 | タイと踏ん張る

タイと踏ん張る

タイ生活で干支が一周し2019年末に日本に引っ越し。
旧タイトル『タイに腰掛け』…タイに腰を据える覚悟は無いけど、腰掛けじゃなく踏ん張って行こう‼︎→『タイと踏ん張る』
タイ人夫と長女9歳、3歳のダウン症の長男、2023年5月産まれの次男の5人家族。

前々から思ってたんだけど、やっぱりジュイはザ・タイ人で、とっても野性的です。

そりゃ、産まれた時からあの凄い田舎で、自給自足に近い生活を田舎の家族としてきたんだからさ、野性的になるわなって話。

北タイに住み始めて、私はもうすぐ半年。
ジュイはもうすぐ1年。

野生人なジュイ氏…。

私には見えないものが彼には見える。

こう書くと何だか怖いけど、そうじゃなくて。

目が違うの目が!
野生人だから獲物となるものには直ぐ目が行くらしい。

ランパーンに行くようになって、ジュイとバイクに乗ってると

「ほら、あれ、見える?」…とかよく言われるの。

私には見えない、何のこっちゃ分からなかったけど、ジュイの必死な説明の先には『キンカー』と呼ばれるトカゲみたいは爬虫類。

**画像お借りしました**

大きいもので20-30センチはあるかな。
この細いしっぽを含んでね。

そう、イサーン人はこれを食べるそう。
東北地方は土地の栄養が乏しくて食料が少ないからね、食べれるものは食べれるという考え。
北タイはやっぱりちょっと裕福な人が多いように思う。

ちなみに北タイでは食べない。

なので北タイのキンカーは人が近寄っても、すばやく逃げない。
イサーンのは逃げるんでしょうね。

ジュイの実家に行って、ジュイがキンカーを発見して私に言うことは無かったように思う。
きっと人の気配を感じたら直ぐに逃げて目に付かないんだと思う。

先日ランパーンに行って、バイクに乗りながらジュイが何度もキンカーを見つけるので私も一人で発見したくなって、ひたすらキンカーを探しながらドライブ。

ゆっくり走りながら、木に目をやるけど、私はもちろん一匹も見つけられず。
ジュイはすぐに「ほら、あそこ」とかって発見する。

ジュイが言うには、3種類くらい種類がいて、体が水色っぽいのは大きい木にいるとか、土の近くにいるやつは肌色で、もう少し小ぶりだとか…。

さすが野生人、よく知ってる。

きっと小さい頃から、お父さんと捕まえに行ってたんだろうなぁ~と想像できる。
捕獲したやつは、もちろん食料になったんだと思う。

キンカー探しのドライブで楽しめる、30歳の嫁。
ジュイはいい獲物をゲットしたに違いない…笑

ちなみに、私はこのキンカーは食べたことありません。

これキンカーだよって言われたら食べれないけど、何も言われずに食卓に出てきたらたぶん食べちゃう。

カエルはそのパターンで、今は平気で食べられる。
原型が残ってるのは、ちょっと嫌だけどね…。

私は食べ物に関しては、好き嫌いもないし何でも食べる。
ジュイの事を信用しているので、正確に言えばジュイが食べるものは何でも食べる。
ジュイがお腹壊すから食べないほうがいいよ、とか…ジュイが食べないものは食べない。

イサーン人の嫁、私もこれからどんどん野性人になっていくような気がする。