90年代のゲームセンター。
タバコとゲーム基板の臭いが混じる薄暗い店内に響く「タイガー!タイガー!」との甲高い声。
「ハドーケン!ハドーケン!」「パォーン」。
1991年にリリースされた対戦格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ」。
対戦格闘ゲーム全盛期の火付け役となった伝説的作品です
※ 近年でもこんなイベントが開かれたり。
私も毎日黙々と対戦に没頭し、腕に磨きをかけていました。青春の1ページです。
いまや家庭でオンライン対戦できるようになり、昔ながらのゲーセンは激減
タバコの臭いもヤンキーとのトラブルもなく、閉店時間や財布も気にせずに家庭でゲームに没頭できます
夢のような環境ですが…昭和のおっさんの感覚だと、どこか緊張感がないですね。
負けたら100円を失うとか、相手と下手なもめ方をするとリアルファイトになるとか、そういうスリルがない(笑)。
最近の若者は、安全なママのお膝元から対戦相手を侮辱するようなメッセージを送ったり、情けないヤツが多いなと思うことがあります
前置きが長くなりました。
昨日(令和6年5月18日)、ジョーシンに寄ったら、たまたま発売日だったようで、こんなものが売られていました。
バンダイのSHフィギュアーツ「ガイル-OUTFIT2-」です。
ストⅡから現在の「ストリートファイター6」まで、ほとんどの作品に出ているガイルさん。
簡単にレビューを
あえて横から。
やや前屈みで、かかとを少し上げたガイルらしい構えを再現。
もっと前屈みでもいいくらいですけどね。
しゃがみポーズの「待ちガイル」。
ここまでしっかり「しゃがめる」フィギュアは珍しいと思います。
贅沢を言えば、肘がもっと深く曲がるとより再現度が高かったかも。
特徴的な立ちガードのポーズもそれなりに再現可。
※ SHフィギュアーツのリュウと。
これまた個性的なしゃがみガードのポーズ。
※ SHフィギュアーツのチュンリーと。
ドラゴンスープレックスもバッチリ決まります。
頭髪が地面にジャストフィットして、すごい安定感(笑)。
大抵のポーズは再現できます。
近距離立ち大キック↓。
※ ちなみに、スト2準拠で書いており、最新作でどうなのかは知りません。
近距離立ち中キック↓。
真正面の蹴り上げポーズは、これが限界。
遠距離立ち中キック↓。
体をひねるような動きも結構対応できます。
ガタイがよくて結構重たいフィギュアなので、保持するアームはよく選ぶ必要があります(例によって、本体を保持するスタンドは付属しません。) 。
しゃがみ大キック↓。
なかなかの再現度
ニヤけてしまいます。
ソニックブームのエフェクトが付属。
ゲーム中は高速回転して円にしか見えませんけどね。
サマーソルトキックのエフェクトも付けてほしかったかな。
くしが妙に精巧で笑いました。
他のキャラクターと並べて違和感ないサイズ感。
総評
いじってて楽しすぎ
可動範囲が広く、作りがしっかりしているのでガチャガチャ遊べます。足首周りの可動が良好で接地性がよく、色んなポーズで安定するのも魅力。
ファンならオススメです
個人的には、このシリーズでガイを是非出してほしいです
「これぞ、武神流!」のポーズはマストですね。