シェイクスピアの故郷のワインレストラン | 英国とミニチュアと私

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 シェイクスピアの故郷として有名なストラトフォード-アポン-エイボン(Stratford-upon-Avon)は、ロンドンから電車で2時間ほどで簡単に行くことができます。

 古い木組みの家々が残っており、建物好きにはたまらない場所です。

 

 

 シェイクスピアの生まれた家は、現在、観光施設となっています。

 

 

 これがそうです。

 建物の置物のブランドであるリリパットレーン(Lilliput Lane)の作品にもなっています。

 

 

 付属の解説によれば、シェイクスピアはこの建物で1564年に生まれました。

 当時は独立の建物ではなく、長屋の一部だったそうですが、この貴重な建物部分への火の延焼を防ぐため、1857年に隣接部分が取り壊されたそうです。

 リリパットレーンでは、この建物を少なくとも1998年と2012年の2度、商品化しています。

 写真のアイテムは新しい方で、手作り感あふれる旧アイテムよりもディテールがシャープな造形となっています。

 

 

 ところで、私がストラトフォード(以下略)を訪問した目的には、別の建物の存在もありました。

 それは、リリパットレーンで「ワイン商人」(The Vintner)という作品になっている建物です。

 現在は、ワインレストランになっています。

 

 

 ここです。

 店の名前は、ずばり"Vintner"です。

 ワインをいただきながらおいしく食事をしました。

 内装は、きれいに改装されていましたが、元々のフレームが生かされており、天井の低い、いかにも15世紀の建物っぽい雰囲気が味わえます。

 

 

 2棟がくっついた構造の現在のお店のうち、片側に当たる建物がリリパットレーンで商品化されています。

 

 

 こちらがそれ。

 お店でもらったビジネスカードと一緒に飾っています。

 

 付属の解説によると、この建物は、15世紀後半に建てられ、1600年代からワイン商人の店舗だったそうです。

 こじんまりしたアイテムで、お気に入りの1つです。

 

 私が訪問したのは2016年3月でしたが、現在は新型コロナでどうなっているのでしょう。

 この愛らしいお店の存続を願ってやみません。

 

 (リリパットレーンって何?という方は、こちらをどうぞ↓)