先日のドラゴンズ小笠原投手の「プロ初勝利」的なメモリアルな出来事ではなく、シーズンも終わろうとするこの時期に、ごくごく私的な「初勝利」を挙げた日曜日の話をさせて頂く。
日曜日に観戦に足を運んだのは、杜の都のこの球場。
ご贔屓イーグルス本拠地、楽天koboスタジアム宮城。
今季ここまで4回訪れているこの球場での戦績は、総得点8、総失点26の0勝4敗…。仙台が自分にとって鬼門なのか、自分がイーグルスにとっての疫病神なのかは不明だが、めげずにやって来た今季五度目の仙台遠征。
この日のカードはイーグルスVSホークス22回戦。
スタメンはこちら。
この試合はホークスのビジター応援デー。
遠路福岡からハリーホークが飛来し、猛禽類夢の競演が繰り広げられていた。
イーグルスの先発は辛島投手。
ホークスの先発は山田投手。
サウスポー同士の投げ合いでスタートした試合は、いきなり初回から大きく動く。
四死球がらみで貰った2アウト満塁のチャンスで、故障の銀次選手の代役として一軍昇格中の中川選手がやってくれたのだった。
大きな放物線を描いた打球は、見事センターバックスクリーン横に飛び込む先制の2号満塁ホームランに!
ちなみにこれが、今季koboスタ宮城で初めて目撃したイーグルスの選手のホームランとなった。
試合の本筋とは関係ないが、スタメン発表時に気付いてしまった、ある種の集中力を持っていかれる要因。
8月のヤフオク!ドーム以来となる、今季二度目の球審敷田さん。
この試合は勝利のために集中して応援すべく、卍ハントは自粛しようと思ったのだが、やはりツーストライクになるとついついカメラを向けてしまう、恐ろしい卍の呪縛…。
都合4回あった「見三振」のうち、激写に成功したのは3回の中川選手の第2打席のみであった。
この試合は、イーグルスの「選手デー」の最終戦、「岡島豪郎デー」でもあった。
主役の岡島選手を応援すべく…
豪郎選手弁当を食ってみたのだが…
主役のご本人の出番は、9回の守備固めのみであった…。
ご本人不在であった「嶋デー」「今江デー」に比べれば、いるだけまだましだと思うべきなのであろう…。
結局岡島選手の活躍はなかったものの、いや、岡島選手の活躍を必要としない試合展開で、イーグルス完勝!
今季五度目の仙台遠征で、ようやくご贔屓イーグルスの勝利に立ち会う事が叶ったのである。
「負けても楽しいkoboスタ宮城」と常々口にしてはいるが(負けが多いゆえ)、当たり前だが勝ったらもっとずっとめちゃくちゃ楽しい。そんな当たり前の事を久々に身をもって味わう事が出来た、日曜日の仙台遠征であった。来季は勝利の楽しさばかりになる事を願っている。
我がご贔屓イーグルスは特に関係ないが、優勝&CS争いが佳境を迎える9月のシーズン終盤戦も、引き続き皆様の当スタジアムへのご来場を心よりお待ちしております。