【本拠地開幕戦 ~桃色行脚'16~】 | 監督のささやき戦術

 昨年に引き続き、とあるチームの本拠地開幕戦を観戦に行ってきた、昨日日中の話をさせて頂く。

 

 

 その戦いの舞台は、半年ぶりに訪れたこの球場

 JR西川口駅から徒歩およそ15分の地方球場、川口市営球場

 

 先日、当スタジアムの『LILIES BASEBALL LIVE(LBL)』にご出演頂いた熊崎愛選手、加藤優選手が所属する女子プロ野球・埼玉アストライアの今季本拠地開幕戦に、返礼がてらお邪魔したのである。

 カードはVS兵庫ディオーネ。青いチームである。

 

 

 13時プレイボールの1時間前に球場に到着したのだが、その時点でホームアストライア側の一塁側を中心に、スタンドはかなりの賑わいを見せており、仕方なく空いていた三塁側に着座

 2000名以上の観客が集まったと後に知る。

 川口市とホームタウン協定を結ぶなど、着実に進んでいる地域密着の成果の現れなのだろう。

 

 

 女子プロ野球観戦で、過去に二度訪れているこの川口市営球場。三度目の今回、初めて目にしたものが。

 「アストライアちゃんふわふわ」と名付けられた、子供が飛び跳ねて遊ぶトランポリン的遊具である。

 昨年は同じ場所に鎌ヶ谷ファイターズのカビーのトランポリンが置かれていたはず。

 

 以前、某球団の方に伺ったことがあるのだが、こいつを作るのにかかる費用はざっくり200万円との事…。アストライアさん、気張ったものである。

 

 

 試合前の始球式に登場したのは、今季よりアストライアの「神サポーター」とかいうバンテリンの製品みたいな名称の役職に就いた、稲村亜美さん

 すっかり「神スイング」という呼称が定着した分、いつまでたっても名前が覚えられない…

 投げ終わった後、ちゃんとマウンドを均すあたりが流石である。

 

 

 この試合のスタメンはこちら。

 

 ベンチから声を出すのは、前回の『LBL21』にご出演頂いた加藤優選手

 この試合がプロ入り後初のベンチ入りだったそうで、その後代打でプロ初出場も果たしたらしいが、そのころにはもう球場を後にしており、見られず…

 

 

 アストライアの先発は、磯崎由加里投手

 

 対するディオーネは、里綾実投手

 女子野球ワールドカップの第5回、6回MVPの両右腕による豪華な投げ合いであった。

 

 が、出勤前の時限観戦。スコアが動くことなく、里投手の通算200奪三振が達成された3回裏終了時点で、観戦終了となった。

 その里投手から1点も奪えず、アストライアが完封負けでホーム開幕戦を白星で飾れなかったことは、店に戻ってから知った。

 

 川口市営球場での試合は本日も開催されているので、お近くの方はぜひどうぞ。詳細は埼玉アストライアのHPにて。

 

 7年目を迎える女子プロ野球。今季もちょくちょく足を運びたいと思う。

 

 

 4月も中旬に差し掛かり、屋外球場の観戦が気持ちよい季節になってきたが、現地に行けぬ試合はぜひ屋内球場の当スタジアムでどうぞ。

 

 皆様の当スタジアムへのご来場を心よりお待ちしております。