昨年に引き続き、とあるチームの本拠地開幕戦を観戦に行ってきた、昨日日中の話をさせて頂く。
その戦いの舞台は、半年ぶりに訪れたこの球場。
JR西川口駅から徒歩およそ15分の地方球場、川口市営球場。
先日、当スタジアムの『LILIES BASEBALL LIVE(LBL)』にご出演頂いた熊崎愛選手、加藤優選手が所属する女子プロ野球・埼玉アストライアの今季本拠地開幕戦に、返礼がてらお邪魔したのである。
カードはVS兵庫ディオーネ。青いチームである。
13時プレイボールの1時間前に球場に到着したのだが、その時点でホームアストライア側の一塁側を中心に、スタンドはかなりの賑わいを見せており、仕方なく空いていた三塁側に着座。
2000名以上の観客が集まったと後に知る。
川口市とホームタウン協定を結ぶなど、着実に進んでいる地域密着の成果の現れなのだろう。
女子プロ野球観戦で、過去に二度訪れているこの川口市営球場。三度目の今回、初めて目にしたものが。
「アストライアちゃんふわふわ」と名付けられた、子供が飛び跳ねて遊ぶトランポリン的遊具である。
昨年は同じ場所に鎌ヶ谷ファイターズのカビーのトランポリンが置かれていたはず。
以前、某球団の方に伺ったことがあるのだが、こいつを作るのにかかる費用はざっくり200万円との事…。アストライアさん、気張ったものである。
試合前の始球式に登場したのは、今季よりアストライアの「神サポーター」とかいうバンテリンの製品みたいな名称の役職に就いた、稲村亜美さん。
すっかり「神スイング」という呼称が定着した分、いつまでたっても名前が覚えられない…。
投げ終わった後、ちゃんとマウンドを均すあたりが流石である。
この試合のスタメンはこちら。
ベンチから声を出すのは、前回の『LBL21』にご出演頂いた加藤優選手。
この試合がプロ入り後初のベンチ入りだったそうで、その後代打でプロ初出場も果たしたらしいが、そのころにはもう球場を後にしており、見られず…。
アストライアの先発は、磯崎由加里投手。
対するディオーネは、里綾実投手。
女子野球ワールドカップの第5回、6回MVPの両右腕による豪華な投げ合いであった。
が、出勤前の時限観戦。スコアが動くことなく、里投手の通算200奪三振が達成された3回裏終了時点で、観戦終了となった。
その里投手から1点も奪えず、アストライアが完封負けでホーム開幕戦を白星で飾れなかったことは、店に戻ってから知った。
川口市営球場での試合は本日も開催されているので、お近くの方はぜひどうぞ。詳細は埼玉アストライアのHPにて。
7年目を迎える女子プロ野球。今季もちょくちょく足を運びたいと思う。
4月も中旬に差し掛かり、屋外球場の観戦が気持ちよい季節になってきたが、現地に行けぬ試合はぜひ屋内球場の当スタジアムでどうぞ。
皆様の当スタジアムへのご来場を心よりお待ちしております。