【千葉のお座敷観戦 ~桃色行脚'15~】 | 監督のささやき戦術
 今週月曜、敬老の日の祝日に、QVCマリンフィールドの「お座敷ボールパーク」からマリーンズVSイーグルスの一戦を観戦した話の続き。
 (前編はこちら)

使用中


 個人的には今季最後のご贔屓イーグルス戦観戦となる予定のこの試合。
 つまりはこのお方の姿を生で目の当たりにするのも、恐らくこれが最後。
ラストデーブ
 グッバイ大久保監督…。そのダボシャツは忘れない…。

 
 試合前のライトスタンドのビッグフラッグ。  
ビッグフラッグ
 ちょうど真横、同じ高さから眺める格好となった。

 チームは絶賛低迷中ながら、この日のレフトスタンドは結構な数のイーグルスファンで、クリムゾンレッドに染まっていた
レフトスタンド
 恐らく、自分と同じように「今季の犬鷲納め」というような在京イーグルスファンが多かったのであろう。


 この試合のスタメンはこちら。
スタメン
 今季も結構な数のイーグルス戦を観戦したが、多分一度として同じオーダーだったことはないであろう…。


 この試合で、ちょっと嬉しかったのはマリーンズの先発
古谷投手
 左の古谷投手
 特に古谷投手のファンなわけではない。何がちょっと嬉しかったのかというと、今季ここまでマリーンズ一軍戦を6試合観戦し、最初の試合でイ・デウン投手を見て以降、5戦連続で大嶺投手の先発試合にしか当たっておらず、いい加減違う先発投手が見たい…、という地味な願いが叶った事である。
 もっとも、その久々の大嶺投手以外の先発は、そんなに長くマウンドにはいなかったのだが…。


 イーグルスの先発は、マリーンズキラーの戸村投手
戸村投手
 こちらもマウンドにいた時間は僅かであり、「キラー」の称号は一旦返上となった…。


 イーグルス的な数少ない明るい話題は、怪我などもあって二軍暮らしが続いていたこの選手の一軍復帰
タケロー選手
 しかし、この日のイーグルスのスタメンのうち、西田選手、藤田選手、銀次選手、嶋選手、岡島選手が一時期同時に一軍にいなかった事を思い返すと、改めて恐ろしくなる…。
 来季は全員健やかにシーズンを送ってほしいと願っている。


 今年も多くの名選手がユニフォームを脱ぐ決断をする中、今日も元気に試合に出ている両チームの大ベテランの姿が眩しい。
井口選手
稼頭央選手
 若い頃にパリーグで鎬を削り、同時期にメジャーで活躍し、そしてまたパリーグに戻ってきて古巣じゃない球団のユニフォームを着て活躍中、という共通項をお持ちのおふたり。まだまだ長く活躍してほしい。

 
 古谷投手が3回、戸村投手が2回で降板するなど、序盤からグダり気味の試合。
 お座敷の住人たちは早々に喰いの方にシフトしたのだが、皆申し合せたように「選手メシ」に手を出す。
デスパいいね丼
 初めて実物を見た「デスパいいね丼」
 食べた方の話によると、「結構旨かった」との事。来季もメニューとして残るのか…?

 こちらはほぼ間違いなく来季は食べられないであろうメニュー。
ハフ満足丼
 ハフマン選手の「ハフ満足丼」である。思った以上に野菜の比率が高い。

 この他、写真を撮り忘れたが「イデウン丼」も室内に存在しており、助っ人外国人メニュー百花繚乱であった。


 自分が食べたのは、ちょうどよく最初のヒットが出たのでこれ。
清田丼
 清田選手がヒットを放った瞬間から発売開始となる、「清田モ~打賞丼」
 チキンマヨで書いてある数字を変えるだけで誰丼にでも出来る、汎用性の高いメニューである。

 ちなみにこの「清田モ~打賞丼」は、清田選手がヒットを重ねるごとにボリュームアップしてゆくという特典があるのだが、6回の第4打席で2安打目が出た瞬間に、同室の方が買ってきた増量バージョンが右。
比較
 なるほど、目に見えて大きくなっている
 なお、この日の清田選手は5打席4打数2安打だったので、3安打バージョンの増量は見られず。仮に猛打賞を達成していても、皆既にお腹いっぱいだったので、誰も買いに走らなかったとは思うが…。

 
 めいめい食べたり飲んだり、お座敷で寛ぎながら観戦した試合は、イーグルスが一時ウィーラー選手のホームランで1点差まで詰め寄ったものの、犬鷲ファン的に楽しかったのはその僅かな時間のみ
 3番手の武藤投手、4番手の福山投手で4点を失ったのが致命傷となり、前日ホークス相手に2安打しか打てなかったマリーンズに17安打を浴びせられての大敗…
最終スコア
 両軍合わせて12名の投手が登場した試合に、「いろんなピッチャー見られたなぁ…」と無理矢理前向きに捉えるのが精一杯の、なかなか切ない今季最終犬鷲観戦となったのであった…。

 試合後、贔屓関係なしに一緒になって「歓喜のテーマ」を歌う皆様
歓喜の歌
 贔屓を超えて野球を愛する当スタジアムのお客様ならではの、なかなかいい光景であった。


 ゲームセット後も何となくお座敷に残っていたら、フィールドで始まったビッグフラッグの撤収作業
ビッグフラッグをたたむ
 まるでマスゲームかのごとく、段取りよくたたまれていく様子に全員で見入っていたら、警備員さんに「もう閉めるから出て…」と急かされるような時間になっていたのだった。


 そんなこんなで、今季最後(予定)のご贔屓イーグルス戦観戦にして、人生初の「お座敷ボールパーク」体験を大いに楽しんだ、月曜日のQVCマリンフィールドであった。
 負け試合を忘れるくらいにめちゃくちゃ楽しかった贔屓混成の団体観戦。来季も性懲りもなく企画したいと思うので、この手のグループシートにご興味おありの方、次回(があれば)ぜひ!!

 思い付きからスタートした今回の「秋の桃色遠足・お座敷編」にご参加頂いた皆様、ありがとうございました!!


 現時点で、今季の個人的プロ野球観戦予定は全て終了。あとはセの優勝争い、パの3位争いが早めに決着して、当スタジアムの営業スケジュールに余裕が出たら、あるいはあと1試合くらい行けるか…?、といったところである。
 
 恐らく来週が最大の山場になるであろう、レギュラーシーズンの最終盤戦。
 決着するまでノンストップで営業を続ける当スタジアムへの皆様のご来場を、引き続き心よりお待ちしております。