オールスター前最後のナイトゲームが盛り上がっていたのと同時刻に、神田の街の片隅で盛大に開催されていた熱狂のトークライブの模様を、簡単にレポートさせて頂く。
そのトークライブとは、17回目の開催となったこれ。
当スタジアム主催イベント『LILIES BASEBALL LIVE(LBL)』である。
前掲の通り、今回お越し頂いたゲストはおふたり。
揃って正面を向いている写真が全く撮れていなかった…。
ちなみに、おふたりの後ろに飾ってあるユニフォームは、この日ヒートベアーズさんからご寄贈頂いたものである。
かつてマリーンズの二度の日本一に、先発、抑えとして大きく貢献した投手。
独立リーグのルートインBCリーグに今季から参戦した新球団、武蔵ヒートベアーズの小林宏之監督代行。
驚異の代打成功率で「ゴッド」とまで称されたジャイアンツ時代の2012年が記憶に新しい、セパをまたにかけて活躍した打撃職人。
同チームで打撃コーチを務める、石井義人コーチ。
同い年でともに埼玉出身。高校時代は県内の強豪校、春日部共栄と浦和学院で鎬を削り合ったおふたり。
ともに2014年限りで現役を引退し、時を同じくして地元埼玉に誕生した新球団で同じユニフォームを着て、指導者としての第一歩を踏み出したのである。
そんな豪華なおふたりをお招きした今回の『LBL17』の客席は、マリーンズファンが多数派であったが、ライオンズファン、ジャイアンツファン、そしてヒートベアーズのファンまで、おふたりがお持ちの実績、経歴同様、多彩な顔ぶれとなった。
参加者の中に、最近当スタジアムでもちょくちょくお見かけするこんな後ろ姿が。
桑田真澄さんサプライズ登場!!…ではもちろんなく、ます似さんの方である。
一参加者としてご参加頂き、お楽しみ頂いたのだった。
参加者の質問に答える形で進んだおふたりのトーク。
多彩な経験をお持ちのゲストおふたり、話題は現役時代の思い出から技術論、現在の指導者生活、もちろんぶっちゃけ話など多岐にわたり、大いに盛り上がったのだった。
様々な話題の中で、語り口に一段と熱がこもっていたように感じたのは、やはり今現在指導しているベアーズの若い選手たちに話が及んだ時であった。
プロの世界で長らく活躍されたおふたりだからこそ、自チームの若い選手たちに対してはどうしても甘さや温さが目につくのであろう。口をついて出るのは手厳しい言葉が多かったが、その厳しさの言外には「どうにかして上のステージに押し上げてやりたい」という指導者としての熱い親心、深い愛情が感じられるのだった。
ついこの間までプロの世界で活躍されていたおふたりが、現役指導者の立場で目を輝かせながら熱く語る姿は、新鮮であると同時に、何か胸が熱くなるものがあった。
おふたりの「生きた教材」の指導で、いつか新興球団ベアーズからNPB戦士が誕生する日を心待ちにしたいと思う。
そんな白熱したトークで時間はあっという間に過ぎ、イベント終盤戦。サイン会、写真撮影会を経て、恒例の大じゃんけん大会に。
今回ご提供頂いたのは、小林監督代行、石井コーチのサイン入りベアーズキャップであった。
締めのご挨拶を頂こうかというところで…
石井コーチが天井の配管に頭を強打するNGシーンが撮れる。
最後に、参加者の皆様でゲストのおふたりを囲んでの記念撮影。
ご参加頂いた皆様、そして小林監督代行、石井コーチ、改めてありがとうございました!!
あ、もちろんぬかりなくこの活動は実施。
おふたりにも『フランク三浦 桃魂2015モデル』を進呈させて頂き、晴れて『萌える桃魂』名誉団員の一員に加わって頂いた。
先日のローズ選手に続き、BCリーグ内に『フランク三浦 桃魂2015モデル』を既に3本も送り込むことに成功。
その旨を小林監督代行にお話ししたところ、「へ~、じゃあ今度タフィに会った時に自慢しよ」と仰っていただいた。是非にお願いしたい!! そして願わくばその場面に立ち会いたい!!
おふたりとも、快く受け取って頂きありがとうございました!!
今回の『LBL17』の参加者の多くもそうであったが、「独立リーグ、興味はあるけど見たことはない」という方がきっと多かろうと思う。
今季に入ってカラバイヨ選手、デニング選手、ペレス選手と次々にNPBに人材を送り込む若き選手の登竜門であり、また、かつて小林監督代行も信濃グランセローズから西武ライオンズでNPB復帰を果たしたように、実績のあるベテラン選手の再チャレンジの場でもあるルートインBCリーグ。
NPBとはまた違う魅力を持つ独立リーグ、皆様もぜひ一度現地に足を運んで、様々なチャレンジに溢れる「もう一つのプロ野球」を実際にその目でご覧頂ければと思う。
日程や選手名鑑の載ったチラシをヒートベアーズさんから大量に頂戴したので、ご興味をお持ちになった方はぜひどうぞ。
また機会とご縁があれば、当スタジアムの『LBL』でも再度「独立リーグ企画」を開催したいと考えているので、その際はまたぜひよろしくお願い申し上げる。
次回『LBL19』情報は近いうちにリリース出来ると思うので、しばしお待ち願いたい。
各種イベントへのご参加、もちろん通常営業での皆様の当スタジアムへのご来場も、引き続き心よりお待ちしております。