昨日も色々あった。
夫人がおばあさまのことで文句を言い出した。夕食の支度を、何もしてくれないと。でも、早番は夕食の支度はしなくていい、ということになっている。
そう言うと「でもやってくれるのが当たり前でしょ」と。
上司は「やらなくていい。やらないでください。でも、善意でやってくれるなら、ありがたく受けましょう」と申し送りに書いていた。
おばあさまは色々雑なので、やらないでもらいたい、ということになっている。
他の早番さんたちには、当然のようにやってもらっている。
昨日の早番はおばあさまで、夕食の準備は当然何もしないで帰った。夫人はそのことについて、文句を言い出したのだ。
「時給に見合った働きをしていない」と言いながら、夕食について何もしないことをブツブツと。
私は何度も「やらなくていいことになってるじゃん」と言ったんだけど、「じゃあリリアンジュさんはどうなの⁉️ やらなくていいってことはやらないの⁉️」と言うので「やらなくていいってことはやらないよ」と言ったら「そういう考え方なんだ。あっそう‼️」と、機嫌が悪くなった。
そのあと、私がSさんのトイレをやっているときに、エム子さんがコーヒーをこぼしたらしい。私が戻ると、ヨイ子さんがテーブルを拭いていて「まだ床がびしょびしょなの」と。
夫人はキッチンにいる。夕食の支度をしている。え⁉️ 何もしないの⁉️ と驚いた。
3時半だよ。夕食は6時だよ。ヨイ子さんにテーブル拭かせて⁉️ ちょっと出て来て、エム子さんを座らせるくらいしてくれたっていいんじゃない⁉️
エム子さんは一番大変なんだから。びしょびしょの床で何をするかわからないのに。
エム子さんは少々不穏になっていて、なかなか座ってくれなかった。私はそれから床を綺麗にして、そのあとトイレの片付けに行ったのだ。
夫人は無言で夕食の準備。なんなの⁉️
あんまり頭にきて、上司に長いメールを送った。
今朝の明けは花子先輩で、夫人が何か言ってたかと聞いたら、ちょっと変な感じだった。だから、私は昨日のことを話して。話してるうちに、だんだん興奮してきて、すごい勢いでしゃべったよ。
今日も夫人と一緒だったけど、変な感じだった。
夜勤はタケさんで、きっと何か言うと思ったけど、私がカギ子さんの更衣をしているときに、キッチンで昨日の話をしていた。
「やらなくていいってことはやらないって言うのよ。あの人には何を言ってもダメだって思った!」と言っていた。
その後、カギ子さんの居室にタケさんがいたから、「さっきの聞こえたよ」と、私の言い分を話した。上司と夫人の言っていることが違うんだから、上司の言うことに従うでしょと言ったら、タケさんは「今は前と違うから」と。
なんだそれ。今と前が違ったって、上司の言うことでしょう。上司はいつも「勝手にルールを変えないで!」と言っているのに。
タケさんは「介助が大変なときは手伝って」って。そんなの当たり前だよ。意味が違うんだよ。
前から夫人は、夜勤のやる洗濯物をやっていた。それで「遅番は大変だ」「遅番は仕事が多い」と言っていたから、上司が「洗濯物は夜勤の仕事。遅番はやらなくていい。やらないでください」と、申し送りに書いたんだよ。
今日、タケさんが夫人に「洗濯物やってくれたんだ。ありがとうございます」と言っていて。「ほら、これが助け合いだよ」とでも言いたいのか。
昨日「遅番大変なんだよ!」と言っていたんだから、やらなきゃいいのに。やらなくていいんだから。私が言ってるのはそういうことだよ。
夫人は私より一回り年上だ。私は社会人になったときに『新人類』と言われていたので、理解し合えないのは当然なのか。あの頃、おじさんたちの言っていることが全く理解できなかったからね。
「店長が、白なのにそれを黒と言ったらどうする?」と言われて「白なら白と言いますよ」と言ったら「いや~、俺たちは言えないんだよ。店長が黒と言ったら、間違ってても、はい黒ですと言うんだよ」と言っていた。「あとで間違いって気づいたら、店長が恥をかくじゃないですか」「いや~、それでも言えないんだよ」と言っていた。
大人になった今でも、それは理解できない。
夫人もそれと一緒なのか。
夫人の理解できないところは他にもある。
早番が遅番が大変だからと夕食の準備をし、遅番(夫人)が夜勤が大変だからと明日の朝食の準備をしていた…。
何それ。それぞれが自分の仕事すればいいじゃん。夫人は明日の朝食の準備なんてしないで、今日の夕食の支度をすればいいじゃん!
「やってくれてありがたい。じゃあ私も次の食事の準備を」って?
バカみたい、と思うんだけど。ありがたがって、自分もお礼に? それが助け合い? 理解できない。
上司だって「そんな意味のないことやってるの⁉️ できたてを提供してください❗」と言っていたよ。
でも、上司は優しいから、面と向かっては言わないんだよねえ。
とにかく、もう夫人には我慢の限界がきている