グチってしまいますが | to weep

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病気のこと、日々のこと。


1月19日、スケボーショップ主催の「スノボスクール」に参加しました。
約1週間前の話になりますね。

去年もこのイベントに参加しました。
去年は1人のスタッフさんが付きっきりで教えてくださって
それでも私は何も出来なくて大層、疲れ切っている様を見てしまいました。
それが申し訳なくて後日そのフタッフさんに謝りました。
スタッフさんは
「そんなこと気にしなくていいんだよ。
全力で教えることが当然なのだから自分が余力を残していたら意味がない」と。
この言葉はウソではないと思います。
でももう1つの心の言葉があるのです。

「滑れない奴と一緒にスノボに行くのが1番つまらない」

この言葉はスタッフさんに限らず
そこそこスノボができる人が全員思っていることだと確信しています。
だから今回のイベントでも再三、言いました。
「私なんかが参加していいのですか」と。
尋ねたのは別のスタッフさんですが「全然大丈夫、行こうよ!」
そうおっしゃってくださいました。
私の出来ないっぷりは知っているのでそれでも「大丈夫」と
言ってくださったので出かけることにしました。

当日、スキルに合わせてクラス分けされるのですが、
当然私は「はじめてのスノボ」クラスに。
ここで不思議なのは私の友だちも最初はこのクラスに入っていたのです。
全く危なっかしい滑りをする子ではないのですけどね。
私たち2人に対してオーナーがレッスンをしてくださいました。
私と友だちとのスキルの差があまりにも大きいので
スクールが始まって早々に友だちとは別クラスでレッスンを
受けることになりました。ま、そりゃそーだよね。

ちょっとここで問題なのは
オーナーが友だちを連れて違うコースのリフト乗り場に行ってしまったのです。
私に何も言わずに。
みんなと一緒に来たスノボスクールですら「ぼっち」ですよ。
はじめてクラスにはまだキッズたちが練習していて
教えるスタッフさんもいましたが私に構う余裕などありません。
私だって今だに1人では何も出来ないレベルなのに
スキー場に放置されても困ります。
「これは自主練しておけってことか?」と思ったのですが、
それ、スクールの意味ないじゃん。
何もしない訳にも行かず何とかサイドスリップをしてみます。
1度だけなのですがはじめてお会いするショップから頼まれたコーチの方が
ほんの少しだけ教えてくださったのですが、これが実に
面倒くさそうって言うか、いやいや相手してやってる感が
手に取るように分かりました。
私はわざと出来ないフリをしてるのではないのに。
本当に困っているのに。
でもそのスタッフさんは1度だけ「ちゃんと滑れているよ」と
声をかけてくださいましたがその後というかスクールの時間全て
1人のキッズだけマンツーマンで教えてました。
身内だったのか?そのスタッフに別料金支払っていたのか?
そのくらいキッズに付きっきりでした。

これで午前の部が終わり1時間の休憩が入ります。
友だちとも合流できて友だちは「とても楽しい」と嬉しそうに話してくれました。
本当に「良かったなー」って思っていたその横で
前回、私に付きっきりで教えてくれたスタッフさん。
午前は「はじめてのスノボクラス」で教えてました。
このイベントはスクールには申し込まずフリーで滑る方もたくさんいます。
このスタッフさんからフリーで滑っている人たちに向かって

「午後は一緒に滑ろうよ」

こう言い放ったのです。
冒頭でも書きましたが
「滑れない奴と一緒にスノボに行くのが1番つまらない」
「やっぱりそうなんだな」って思いました。
「去年はホント、参ったので今回は勘弁してくだい」とでも
オーナーに言ったのでしょうか。

午後も相変わらず「自主練」です。
手取り足取りって状態ではないのですが、
はじめてクラス担当のスタッフさん「見守ってくれている」くらいの
接し方でひたすらサイドスリップをしてました。
それしかできないのでけどねー。

いつまで経っても上達しない私がいけないのは充分、分かってます。
滑っては登って滑っては登ってを繰り返しているうちに
どんどん孤独感にさいなまれて正直「辛い」って思いました。
体力的なことではありません、精神的に辛かった。
スタッフさんに冗談ぽく「お家に帰りたい」と言いました。
スタッフさんも「まだ始まったばかりだよ!」なんて軽く流してくれましたが
本当は違うのです。このスキー場にいる人全てが仲間と楽しく過ごしているのに
何で私はこんな仕打ちを受けているのか?と思ってしまって
とうとうサイドスリップをする気力もなくなってしまいました。
結局、今回のイベントではリフトには1度も乗りませんでした。
リフト券返金して欲しい、3,600円あればライブ行けるじゃん。

これならスキー場がやっているスノボスクールに入りたかった。
時間も決まっていて「生徒」ではなく「客」として接してくれるので
ぞんざいな扱いはしません。
事務的ではあるけれど「客」だからそれなりに対応してくれます。

でも今回のことでよく分かりました。
私はまだみんなとスノボできるレベルではないのだと。
スケボーでもスノボでもショップ主催のイベントには参加しないこと。
相手は「あなたの参加は難しい」とは言えないこと。
やっぱり私は相当、迷惑をかけていたとこと。

それでも始めたスケボーとスノボ。
スノボに関しては日を改めてスキー場でやっている
スクールに申し込んで続けたいと思います。

私がそこそこ滑れる日が何年先になるか分かりません。
その時、私の周りでスノボ始めたいと言う人が現れるかも分かりません。
仮に始めたいと言って来た人が現れたら私は
全力でその人に付きっきりで教えます。
「スキー場来たのに滑れなかった」とか
「板、持って来た意味がなかった」とか
「滑れない奴と来るのはやっぱりつまらないな」とか
絶対に思いません!!
それよりもスノボをしたいって言った子が私みたいな
思いをしないように、スノボは楽しいものだと思うように、
来シーズンもスノボしたいなって思えるように、
サポートします!
そんな日が来たらいいのだけどね。
ショップは今後、私みたいな思いをする人を出さないでくださいね。
「スタッフの人数が足りないんだ」くらいのウソをついてください。