あきはひとがしぬからきらいね | あかとあお

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むらさきいろの双子*


…なんだ、後ろ姿は可愛いじゃない。






本を片手に夜を呼吸。

うとうと。









あきはひとがしぬからきらい。


女心みたい。






指ではじく。




琥珀糖。美味しかった。

みすずあめ。



三周くらいまわっていいこになれたけど、


またトラック半周しちゃったっぽい。

くすん。

くしゅん。

くすん。


夜がかぜをひく。




ぷーはそろそろ一緒にお風呂に入ろう。

文フリの間に顔にあかい斑点出来たから。

顔まであかはいやだよう。




ぷーを説得しよう。晴れた朝にでも。
ラジオも画面もあかい太陽を知らせたら。


まるで『こんとあき』みたいに、ね。


そしたらベランダにレジャーシート敷いて、わたしは寝ちゃおう。

ぷーは物干しの刑に処して。


くすん。




そういえば、あおと砂丘に行きたいんだった。



ぐーぐるのすとりーとびゅーじゃ、
日本海の空気まではさいたまに呼べない。




素直になりたいなあ。

ぷーはまたトウキョウに行きたいって。









あか




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