こんにちは若葉です。
久しぶりに高尾山を歩いてきました。
暑さも忘れるほどの
私にとっての感動がありました。
読書が趣味の一つなのですが、
小説はほとんど読まないのです。
でも、これだけは特別と言える小説があります。
梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』です。
この本に出会って以来、一体何度読んだことか。
そして何度DVDを観たことか。
（文庫として出版されているものも読みましたが、
「梨木香歩作品集」として出ているこちらもまた
装丁が素敵で、そしてあらたなエピソードが収められていて
感動します）
この小説の中で出てくる
「銀龍草（ギンリョウソウ）」を
いつか自分の目で見たいと思い月日は流れ…。
昨日やっと出会うことが出来たのです
高尾山頂上から下山するとき
3号路を通ったのですが
運良く元気に咲いているものを
見つけました。
小説の中では、
主人公のまいのおじいちゃんが
「鉱物の精」と呼んでいたとあります。
確かに不思議な存在感があります。
大好きな小説に登場する植物を
自分の目で確かめられたことは
小さいけれど大きな感動がありました。
また一つ、世界が広がった
世界にはまだまだ面白いことがたくさんある。
年齢を重ねても「センスオブワンダー」を
忘れずにいたい。
これからもマイペースで、
一歩ずつ人生を、山を歩こうと思います。
読んでくださりありがとうございました