妊娠が発覚して、ほとんど同時につわりも始まりました。
その前からなんとなく胃がムカムカしていたのですが、生理前の胃のむかつきは前からあることだったし、ケアンズでハンバーガーやらステーキやら、ボリュームのある食事ばかりしていたから、そのせいだと思ってましたが、今考えるとあの時からすでにつわりの兆候があったんでしょうね。
私の場合、はじめに食べ物の匂いがダメになりました。
一番ダメだったのが、コーヒー。妊娠前はコーヒーが大好きだったので、この変化には自分でもびっくり。
辛かったのは、会社で私の席のすぐ近くにエスプレッソマシーンがあり、常にコーヒーの匂いがしたこと。
まだ会社の人には伝えていなかったので、会社ではマスクをしたり、誰かがコーヒーを入れるときにはハンカチで匂いをブロックしたりしていました。
それと、和食のダシの匂いがだめになりました。特につゆの素のような、調味料の匂いがダメ。
そんなわけで我が家の食卓からは、しばらく和食が消えることになりました。
しばらくすると、今度は食べつわりが始まりました。お腹がすくとひどく気持ちわるくなるので、常に食べ物を携帯していないと不安で仕方がなくなりました。
辛かったのは、朝お腹がすいて目が覚めるんだけど、気持ちが悪くて起き上がれないこと。
ベッドサイドにクッキーとお水を置いて、朝一番にクッキーをむしゃむしゃ食べて、何とか立ち上がる。
そんな生活を繰り返していました。
食べれるものなら何でもいいというわけではない。むしろ食欲はないけど気持ち悪くならないように何かを食べないと・・・、じゃあ何を食べられるんだろう・・・、と、毎日食べられるものの事ばかり考えていて、気持ちもだんだん沈んでいきます。
私はもともと食べることが好きなので、「今日は何を食べようかな」という楽しみがなくなり、「今日は何が食べられるかな・・・」と悩むことがだんだん憂鬱になっていきました。
このころ、私が好んで食べられたものは、パン、カレー、そしてスイカ。
特にカレーとスイカはよく食べていました。カレーは食欲がなくても食べられたし、スイカは多いときだと6分の1カットを一気に食べたりしてました。
つわりは4ヶ月のはじめころまで続いたんですが、一番辛かったのがつわりが終わる最後の2週間くらい。
それまでは気持ち悪い事はあっても、実際に吐くことはなかったのですが、この最後の2週間はまさに吐きつわりに苦しみました。
何よりショックだったのが、好きだったカレーやスイカを食べてもどしてしまったこと。
これが食べられなかったら、私は何を食べればいいんだろう・・・。と途方にくれました。
幸い辛いのは夕方だったので、会社にいるときにトイレに駆け込むようなことはなかったのですが、家に帰ると毎晩のように食べては戻し、の繰り返し。
このときは、いつまでこの苦しみが続くんだろう・・・と思う一方で、つわりがあるって事は赤ちゃんが元気な証拠っていう友達の言葉を励みに、ただひたすら早くつわりが終わるように願うだけでした。
この吐きつわりは、思いがけずにあっさりと終わり、それ以降は何でも食べられるようになりました。
それからはもう、毎日のランチが楽しみで楽しみで、会社終わりや週末に友達と食事に行くことも多くなりました。
あと1ヶ月で安定期に入るし、安定期に入ったらヨガを始めてみようかな、とか、ちょうど夏休みだから思い出つくりにどこかへ旅行に行こうかな、と、気持ちも前向きになって、楽しいことばかり考えていました。
まさか、自分がその直後に切迫流産になるとも知らず、このときは北海道くらいならいけるかな~なんてのんきな事を考えていました。。。