マレーシアの中のフランス@Colmar Tropicale, Bukit Tinggi | ゆる~りMalaysia風★マルチリンガルっ子の育ち方【乳幼児編】

ゆる~りMalaysia風★マルチリンガルっ子の育ち方【乳幼児編】

多言語社会で生まれ育つと、ホントにいろんな言語ができるようになるの?

元backpacker&語学教師、現在専業ママが観察する日マ・ハーフの息子の成長記録。クアラルンプールの育児・教育事情。モンテッソーリを中心にした幼児教育。




連休が続き旧正月はうちでダラダラしてしまったので、今回のモハンマド誕生日&タイプーサムの連休はどっか旅行に行きたいなーと思ってました。

が、直前まで決められず無計画な我が家。


ランカウイなどの人気の地はどこも満室で無理だった。東海岸やボルネオの方は今雨季だし。


つまんないなー、近場しかないねー。


プトラジャヤとかサンウェイ?ゲンティンハイランド?などと考えて、結局ブキ・ティンギにある「フランス村」へ行くことになりました。


幸い部屋はかろうじて取れたし、車でKLから45分のドライブという近さ。パハン州です。




このフランス村Colmar Tropicale、一応フランスをテーマに造ってある「町」というか、「一角」です。


テーマパークの縮小版かな~。それほど大きくはない。


マレーシアの大手企業ベルジャヤ・グループ(リゾート・ホテルや娯楽施設など)が、マハティール元首相のアイデアを基に造ったようです。「フランスへわざわざ行かなくてもここでミニ体験ができる」ようにだって。

HPはこちら



日本にもスペイン村とかハウステンボスとかイギリスっぽい町が造られたところあったよね。


そして、なんと同じプロジェクトで近くには「日本村・庭園」もあります(これは別記事で)。


ちらっと見えたけどHillyなゴルフ場もあったよ。




最大のポイントはまず、気候がいい!


ゲンティンハイランドの方角で、山の上の高原リゾートなのでとても涼しい

暑くない!25度くらいかな。とても快適

それも風がそよそよ吹いて、KLではあまり味わえない気持ちよさ。

昼間は日差しがやはり強いので、暑いけど、日陰はとってもクール。

海抜2700mくらいだそう。避暑地だ~



ゲンティンやキャメロンはむしろ寒くて仕方がなかったので、長袖もちゃんと持って行こうと準備。
念のため、フリースや秋物ジャケットも持って行った。(でも不要でした!)


以前数年前に、訪れた時は日帰りでさささっと見た。

それでも十分なんだけど、今回はどこも行くところが無く退屈なので、一応泊まることに。2泊3日。




まずその一帯(ベルジャヤ・ヒルズと呼ばれる)に入るのに、入場料を取られました。
ホテルの宿泊客はチェックイン後、その分引かれるから実質無料。

観光地だから、日帰りもできるからね~。

大人12RM、子どもは4歳から8RM(だったかな、払ってないので?)。


 


その入場ゲートから、さらにクネクネの山道をけっこう上り(でもゲンティンやキャメロンよりずっと軽い)、熱帯雨林の中から突如、現れたのはフランス風のお城。







これは新しい建物のよう。前来た時にはなかったような気がする。


古城というより、テーマパーク風。ディズニーランドですか?って感じ。


こちらのホテルはやや高級で、The Chateau Spa and Organic Wellness Resort。

こっちに泊まりたかったけど満室だったので、断念




向かい側がColmar Tropicale(コルマー・トロピカーレ)と呼ばれるメインの場所。



 



駐車場は地下。

ここは車で来る人がほとんどだと思うけれど、なくてもブキビンタンのタイムズスクエアーやゲンティンハイランドから定期的に(1日3便往復)バスが出ているそう。
ベルジャヤ専用の中型観光バスっぽく白くてきれいだった。







お城からまっすぐ、高い時計台をめざして歩いてくると、橋がある。その下はお堀。

池になっていて、黒鳥がいたよ。


 


時計台の下、入口でうちのLe Petit Prince君がポーズをとってくれた。

もっといい服きてくりゃよかったな。せめて白シャツにタイとかね・・・


この時計塔は一応アルザスのナントカ?っていう時計塔のコピーだそう。






中はこんな風。メイン通りは一本でたった500m?あまり。


石畳が敷き詰められているのがいい。


建物は、やはり色がちょっときつすぎてあまり本物っぽくはないけど、ヨーロッパへ行ったことがない人なら「わあ!」と思うのかも。

独特の古い感じとか重厚さは全くない。

デザインがやはりいつも見ているアジアな物とは違うし、ヨーロッパ風な街並みを一生懸命がんばって造ったんだなーというのはわかる。

地上階は店(レストラン、カフェ、バー、ベーカリー、お土産屋、ホテルのロビー、スパ、ゲームルームなど)が並ぶ。
2,3階はホテルの部屋。






ただ!中国正月の飾り、赤ちょうちんが並んでいたのはちょっとがっくり。合わなさすぎっ・・・です。

まあ、マレーシアだからしょうがない。







こんな古そうな馬車と、派手派手なマレーシア国旗が描かれた馬の像が2頭。

乗りたそうにうろうろ回るPutih君。残念、乗るのは禁止だった。




 


裏道は緑(やはり熱帯の木々だけど)が多くて、お散歩にいい


結婚写真を撮っているのか、モデルさんなのか、本格的な新郎新婦の衣装の二人や、ふつうにデートで仲良く写真撮ってるカップルもいた。



こちら側の部屋に泊まれたら、静かでよかったのにな・・・・(我が家の部屋はメインストリートに面していて騒がしかった!)。





ホテルの部屋については別記事にて書くとして、施設としてここはプールがあるよ。






大人用と子供用(60㎝)。
涼しい所だから、どうかな・・・と思いつつ入らなかったけど。
昼間見に行ったら、けっこう日がサンサンと差していて暑かったから時間があったら入ってもよかったかも。

その横にはフィットネスジム



スパもあり、私はある午後、全身マッサージとリフレクソロジー(90分)に行きました。夫に昼寝中の子をみててもらって。

マッサージ自体は良かったものの、騒音がうるさくて・・・というのも外のステージのすぐ横。窓隔ててすぐが施術室。
なんで、こういう設計なのか本当に信じられない。
それも最初の30分ちょうどショーと重なって(知らなかった)、まったくリラックスできなかったよ
言ってくれたら、時間ずらしたのに







そう、一日に3-4回広場の舞台でショーがくりひろげられていた。

たいしたことないだろうとチラッと覗いたら、意外とちゃんとしたダンサーさん達でした。
それも白人さん達でいくつかレパートリーがあり衣装なども悪くない。
思ったほどチープなショーではなかった。一応、ムーランルージュっぽい雰囲気を出したいのかな?
ただし、野外で音楽がとーーってもうるさかったなぁ。仕方ないけど。



 


メリーゴーランドやこういった乗り物がいっぱいある一角も発見。
Putihにはこれがエキサイティングなんだろうね。





夕方から夜にかけては、涼し~い。風が気持ちい~い

湿度がなくて、さらっとしてる。






夜の方がムードがあって良さそうでしたが、子連れの私たちは夕食後は外に出ず。


やはり赤ちょうちんが気になってしまった。




あ、ところで、ここはとてもローカル、ローカルしてます。
外国人も来るような他の観光地(ランカウイ、ペナン等)とはちょっとわけが違う。

お客さんもスタッフももちろん皆マレーシア人だし、サービスもシステム的にもかなりのーんびり、ぼんやり、のらりくらりです。
正直言って、私も夫もいらつくことが多かった~。


ローカルの人がどんなホリデーを過ごしてるのか、垣間見れるけれどね。




本場のフランス人やヨーロッパ人が見たら笑っちゃうかも。苦笑ね・・・

(ちなみに本物のフランス・コルマー村の写真を見つけちゃいました!う~ん)




では、ホテル編、食事編、日本庭園編、アニマル・パーク編と続きます。



Berjaya Hillsの公式HP「Colmar Tropicale

この英語のブログの写真がきれい。

マレーシア観光局のインフォメーション(日本語)




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