野球って本当に素晴らしい -3ページ目

野球って本当に素晴らしい

生きていくことは野球に似ている。
独立リーグ、NPB、二軍が好き。福岡ソフトバンクホークス、福岡レッドワーブラーズを応援しています。

前回の続きから


雁の巣の前日に雨で流れた対長崎戦の試合は、すぐさまその週の平日のデーゲームに組み込まれました。


当然告知をする時間もなく、アイランドリーグとレッドワーブラーズ公式サイトで変更の公示があった以外ではファンは知る余地もないものでした。


すでに追いつめられていたRWの先発投手は、その雁の巣で唯一好投した渡邊隆洋。


期待されて徳島から移籍し、当然のように開幕投手を務め、先発ローテーションに入るものと思われた彼は、シーズン間もなく不振に陥りました。


投げても投げても打たれ、走者を溜めては一発を浴びる。


いつしかローテーションから外れ、真面目な彼のその表情は苦悩の面持ち。


暗い顔で試合に現れるところをたびたび見かけていました。


このまま彼が立ち直る機会はないのだろうか・・・そう思った矢先の復活でした。


久々の先発でしたが、フライとゴロを打たせる経済投球!6回2/3まで投げ、満塁で降板。後続の森辰夫がナイスリリーフで3者残塁に打ち取ります。


打撃陣は初回に國信貴裕が先頭打者ホームラン!


その後は走者を出すものの、なかなか点にならない中、さらに主砲・中村真崇が6回先頭でホームランと渡邊を援護します。


結局この2発が決め手となり、RWは零封にて勝利しました。


当然ながら、スタンドはガラガラなのですが・・・ほとんど告知が行われなかったわりには82名ものお客さんがいらしていたのは驚きでした。


2009/9/16 福岡RW2-0●長崎S


この時、まだいける!心でガッツポーズしたわたくしです。


次の鳥栖での香川戦はとんでもない展開が待っていました。


先発投手は最多勝が狙えるか?という位置に来た森辰夫。


しかし普段どちらかと言えばあまり立ち上がりのよくない彼は、智勝にタイムリーを打たれ、初回2点を献上。

彼も疲れがピークだったのかもしれませんが、四球や味方のエラーなどもあり4回までに5失点。


もはやこれまで、ほぼ試合が決まったかに思いました。


が・・・


対する香川先発投手の上野啓輔。長身から投げ下ろす速球が売りなのですが、どうにも制球が定まらない。


シーズン中からどうもこの傾向がみられたのですが、この日は特に・・・初回は四球二つ、陽耀華のタイムリーだけで1点で抑えます。その後は4回まで失点もなく、今日も香川の横綱相撲かと思われました。


5回の裏。


先頭打者はシーズン途中から相次ぐ野手の怪我により、投手から外野手としてポジションについていた倫太郎から。

この倫太郎に対し、上野はストレートの四球を与えます。


打順は先頭に戻り、國信貴裕にも連続四球。2番の増田康弘はピッチャーゴロで打ち取ったかと思われましたが、投手の送球エラーで免れ、倫太郎生還。2点目。


このあとの3番荒川大輔の打席の間にやってはいけないワイルドピッチ!
これで國信も生還。3点目。


荒川のレフト前タイムリーで増田も生還。4点目。


上野投手、自滅により降板。高尾健太登板。


4番の中村真崇はショート併殺崩れとなり中村は1塁に生きます。


5番の陽耀華に対しては手元が狂ったかぶつけてしまい、6番トモは粘って四球。
押し出しで中村生還。5点目。


7番大野武洋に対しては打ち取ったかと思われましたが、サードのエラー。

8番はあまり当たっていなかった富岡拓也でしたが、今度はこの打席でパスボール!
陽が生還し、6点目。


福岡6-5香川。ついに試合をひっくり返します。


その後もRWは3点を追加。

森はこれに気をよくしたのかにわかに立ち直り、8回まで無失点にて投げ切ります。

最後は守護神の角野雅俊がしっかり断ち切りました。


2009/9/18 福岡RW○9-5●香川OG


優勝するチームというのは信じられないような勝ちゲームがあるものだ。
そんな言葉を思い出していました。

この試合の後、チームは最後の力を振り絞って、翌日の高知デーゲームに出発します。


高知戦の先発は、マントルこと徳永雄哉でした。スコアから確認する限りですが、6回までは試合を作ったほうではないかと思いました。


ただ、RWの打撃陣は高知の先発投手・伊代野貴照にねじ伏せられ、加えて味方守備陣のエラーなどもありこの試合は落としてしまいます。


2009/9/19 高知FD○8-2●福岡RW


重い重い1敗・・・


そしてRWメンバーを乗せたバスは翌日佐世保へ。

この試合で最後が決まる・・・事実上の最終決戦でした。


(5)につづきます。

前回の続きから


前回の遠征で大きく3つの星を落としてしまったレッドワーブラーズ。
この遠征の直前、RWでは事件が起こっていました。


それはチームの主力であり、人気選手であった西村悟選手の突然の退団でした。
発表は2009/9/4に公示されました。


彼の退団がなぜこの時期であったのか。
しかも、1週間後の2009/9/11に彼は愛媛球団に移籍しています。


円満な退団ではないことは容易に推測され、少なからず福岡愛媛双方のファンに戸惑いがあったことは否めません。


さらに移籍後には彼のユニフォームが出来ていて、いきなりスタメンに入っていたことにも驚きました。


なんとなくすっきりしないまま9月の試合を闘う中、少しずつ不穏な何かが近づいていることを、まだわたくしは気づきもしませんでした・・・


9月初のホームゲームは鳥栖で行われた長崎戦。


前年にまるで球団創設時の楽天のような扱いを受けていた長崎セインツがチームを立て直し、前期に2年目にして優勝を遂げました。


そして一転して福岡は長崎に大きく負け越していました。


この長崎に対し、福岡はエース森辰夫が立ち上がります。
決して体格には恵まれているとは言えませんが、そのメンタリティの強さと要所に決めてくる投球術はエースの名にふさわしい投球でした。


苦手長崎を4安打完封し、虎の子1点を守り切り2時間で終了のエコ投球で勝利します。


2009/09/11 福岡RW○1-0●長崎S


素晴らしい完封劇の後の試合は、雨天中止の後に行われた雁の巣球場の試合でした。


ここは普段福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地として使用されているところです。


球場の確保に困っているところを、ソフトバンクさんのご厚意で借りられたということでした。


福岡を名乗りながら、福岡市内で行われたレッドワーブラーズの公式戦はこの試合が初となりました。


公共交通機関でも自家用車でもアクセスのよいこの球場には多くのファンが集まり、無料だったこともあってスタンドはほぼ埋まりました。


試合序盤に5点をたたき出し、順調なスタートを切ったレッドワーブラーズですが、先発の大澤亮がもうひとつぴりっとしません。


森山監督は1失点で早くも大澤を諦め、継投を同じ左腕の西村拓也に任せました。


3回は凌いだものの、4回にいつもの悪い癖である四死球から安田慎太郎に3ランを打たれ、あえなくノックアウト。あっという間に5-5の同点に追いつかれます。


その後も四死球を出し続けたため、山田秋親に早めの継投を行います。


4回はなんとか山田で抑えたものの、その連鎖は止まりません。5回に今度は根鈴雄次にソロアーチを浴び、その後も長打を連打されついに逆転を食らいます。


結局山田も7回途中降板し、その後を守護神・角野雅俊が登板するのですが・・・

打者一巡の猛攻にあい、結局5失点。


シーズン途中から一発病を浴び、すっかり自信喪失していた渡邊隆洋投手が久々に好投したことを除き、完膚なきまで叩きつけられた試合でした。


2009/09/13福岡RW●5-13○長崎S


残り試合あと6試合。


まだかすかに残る可能性を信じ、闘い続ける日々でした。


(4)につづく

前回の続きから

前夜アグリあなんスタジアムで行われた試合は、


2009/9/5徳島IS○8-6●福岡RW


と福岡が敗れ、試合終盤の勢いを生かすことができず、痛い星を落としてしまいました。


翌日の三好で行われた同カードはWヘッダーは前日の勢いのまま、RWが押して展開。
このうちの朝早くに行われた第1試合は福岡で行われるはずだったものですが、日程の関係上、徳島にて開催されました。

(もっとも、その本当の理由はもっと後になってから知ることになるのですが・・・)


先発の森は毎回走者を出す、ややもたもたした展開ながらも要所は抑え、援護点に恵まれ最少失点で切り抜けます。
最後は守護神角野がきっちり締めて3時間程度で第1試合を終了。


2009/9/6(第1)徳島IS●2-6○福岡RW


そして第2試合。


両軍投手のややお疲れ気味の状態があらわになり、両軍合わせて28安打の乱打戦。


元RW4番山本健士(当時徳島に移籍)と現RW4番の中村真崇のアーチ競演、滅多に見られないであろう翔の三塁打(ご覧になった方はプレミアものだと思います)などRWファンとしては楽しい試合だったと思いますが、結局第1試合でお役御免であった守護神角野が2試合目までクローザーを務める羽目になり、かろうじて勝利。


2009/9/6(第2)徳島IS●8-10○福岡RW


厳しいスケジュールの中、RWは翌日の高知東部球場へ向かいます。


先発投手は2日前の徳島戦でナイスリリーフだった徳永。特に高知にはシーズン当初以外は相性がよかったのですが・・・
いきなり初回に連打を浴び、2点を失います。

後にオリックス入りすることになるカラバイヨもシーズン当初に満塁打を食らった以外はほぼ完ぺきに抑えていたのですが・・・

さすがに疲れが隠せなかったのか2打席目に長打を浴びてしまい、結局4回ノックアウト。


その継投を受けた西村拓也も前回の疲れがあったのか四球・四球の悪い癖が出て結局合計10点を献上。
打撃陣は9安打を放ちながらも打線がつながらず、高知名物ドリンク飲み放題が行われる屈辱の結果となりました。


2009/9/7高知FD○10-2●福岡RW。


またしても大きな星を落としてしまいます。


チーム事情やスケジュールを考えると正直、9/5に徳永投手をセットアッパーとして出すのはやむを得なかったと思いますが・・・


この試合で中田がナイスリリーフをしただけに徳島戦に先発した時に彼(中田投手)がもう少し踏ん張っていればと感じずにはおれませんでした。
結局あの試合の3イニングが、必要以上に負荷をかけたのでは?と今さらですが考えてしまいます。


そして残念ながらこの試合を落としたことで、自力優勝からはやや遠のきはじめます。


あとチームができることは一つでも星を落とさずに、優勝に近いポジションに残ること。
各選手は口にこそ出して言わないけれど、あちらこちらにテーピングだらけ、満身創痍で闘う姿はまさに死闘でした。
少なくともわたくしにはそうとしか思えませんでした。

(3)につづく