ちょっと大げさなタイトルなんですけど。
私スポーツ全般が好きなので、フィギュアスケートも見ております。
でも本戦だけで、エキシビジョンは申し訳程度に滑る(選手の方、申し訳ありません)ものだと思っていてあまり見てなかったんです。
そんな私の意識を変えた、鈴木明子選手の「リベルタンゴ」。
今季のエキシビジョンとして作られたもので宮本賢二さんの振り付け、彼女にタンゴを薦めたのは、同じフィギュアの選手、高橋大輔選手なんだそうです。
何気なく聞き流していたテレビから「話題作です!」という実況アナウンスが流れて「は?エキシビジョンに話題作?」と思ったわけです。
黒の背中の大きく開いたセクシーな衣装に身を包んだ鈴木明子選手登場。
軽快なリズムの「リベルタンゴ」にのせて、彼女が見せるのは精一杯のステップと一歩も引かない情熱的なスケーティング。
普段可愛らしいイメージの彼女からは想像もつかないような挑発的な表情と激しい情愛。
唖然・・・目が釘付けになりました。なんでこれが本戦で使われていないんだと。
そう思っていたら解説をしていた荒川静香大先生が「これにコンビネーションジャンプを入れたら本戦でも使えますね」とさらりと仰せになりました。そうそう!大先生もおっしゃっているではないですか。
鈴木明子さんは長いこと病気で競技生活を離れ、ようやく復帰してきたのだそうです。
おそらくさまざまな挫折、辛い思いをしながら銀盤に戻ってきたのだと思います。
浅田真央選手ももちろん素敵なのですが、鈴木明子選手だからこそ、この情熱的な舞が表現できるのではないでしょうか。
「明子にはタンゴが似合うよ」という一言から始まったこの「リベルタンゴ」
舞い終わった瞬間の会場のスタンディングオベーション。
このエキシビジョンを見るためだけに会場に行ってみたいと思いました。そのくらい素敵なスケーティングだったんです。