関西独立リーグに女性選手が指名されたそうですね。
この指名を受けて、報道には「平成の水原勇気」という見出しが躍りました。
もっとも「水原勇気」が誰なのかわからない若い方々もいらしたと思いますが。
あえて説明すると、水原勇気は架空の人物です。
野球漫画の大家・水島新司先生の「野球狂の詩」という一作品に出てくるヒロインです。
当時の野球協約には「野球協約第83条」「不適格選手」という項目が有り、「医学上男子でないもの(つまり女子)」という規定があったのです。(ちなみにこの規定は1991年に解除されました)
水島御大はこれを逆手にとって女性選手をプロ野球選手として登場させた画期的な漫画でした。
設定は1975年と時代こそ古いですが、協約をひっくり返し、プロとして生きていく過程、女性らしい行動や心理、孤独な世界での秘めたる恋、野球に対する情熱を丁寧にリアルに描いた素晴らしい作品になり、以降女性野球選手に対する代名詞となっています。
実写版では木ノ内みどりさんが映画で、斎藤由貴さんがテレビドラマで勇気さんを演じてくれています。
平成版に設定もリニューアルして野球狂の詩が実写化されたらいいなあと思うのですが。
誰が演じてくれるか。勇気ちゃんは左投手なので、左で投げてくれる女優さんを探すのがたいへんかも(笑)
アニメではネットなどで見られると思うのですが、原作が素敵なのでぜひ古本屋で見つけてみてください。
復刻版があればいいなあと思います。
自分は古本屋でやっと見つけて買いました。
なぜこの話を書いたのか。
実はこのブログのタイトルはまさに「水原勇気」の台詞からきているのです。最終回まで素敵な作品です。