

今回は第6弾です

午後14時
盛岡に向かう途中
まだ会津にいた私はそこで
見てはいけないものを見てしまったのです…!
福西本店(国登録有形文化財)
19世紀後半から20世紀前半に栄えた福西家
100年ほど前に建てた蔵と商家建築が現在も残されています

当然吸い込まれるようにして敷地内に入ると
「開館中」の文字が

「国登録有形文化財」
これはもう入るしかないでしょう

カメラのバッテリー残量が心配だな

幻想的な世界が
母屋蔵の中で繰り広げられます
蔵の中に入ってくる灯りが
一旦和紙で受け止められて
透き通るような抽象的な灯りに変わります
もはや別世界…
コロナ禍だからこそ
人を癒やすアート作品を発表し続けたいとおっしゃっていた半沢さん
会津に来て半沢さんの作品を観る機会が持てて本当に良かった

仏間蔵
福西家のご先祖を祀る部屋
座敷蔵
庭に面しており、福西家居住スペースでもあり
お客様をもてなす場所でもありました

広いです



多い時で7世帯が住んでいたこともあるそうですよ

そして右に見える立ち並ぶ襖
ここは開けても壁だとか

奥行きを見せるためにわざとこのようにしてあるそうです
そんなことしなくても十分広いですってば

福西家は数多くの貴重な美術品を集めており
屋敷内の至るところに飾ってあります

審美眼があればよいのですが…

美術品を見て「これは○○ですね」と一度でもいいから言ってみたいものです
同じ一階にはお客様が滞在する「数寄屋」があります
数寄屋1階
お客様が滞在するだけあって美術品も目を引きます

虎渓三笑【こけいさんしょう】
虎渓三笑(こけいさんしょう)の故事
中国・廬山の東林寺に住んでいた晋の慧遠(えおん)法師は訪ねてきた陶潜(淵明)と陸修静の2人を見送る際に話に夢中になって、日頃渡らぬようにしていた虎渓を渡ってしまい3人で大笑したという故事
その時の大笑い?
価値のある美術品がひっそりと置かれています
数寄屋2階
こちらにも大きな屏風絵

美術品は季節で入れ替えているそうです

大正らしいモダンな灯り

いい加減そろそろ盛岡へ向います
