【映画】『エッフェル塔~創造者の愛~』 | Ligne4 Aromatique リーニュ・キャトル アロマティック / メディカルアロマ・サヴォニエール

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NARD メディカル アロマアドバイザー / Savonnière (サヴォニエール) の中山弘子のブログです。「植物の癒し」と共に生きています。


於:新宿武蔵野館

 

こんにちは、ヒロコです🌱

 

2023年の目標の一つとして

 

「月に最低1本は
フランス映画を
映画館で観よう!」
 


なのですが、
1月2月はかなわず、

ようやく3月になって鑑賞しました。

 

『エッフェル塔~創造者の愛~』

 

 

1889年開催の「パリ万国博覧会」のシンボルとなる塔の設計に挑んだギュスターヴ・エッフェル。だが、完成までの日々は、いばらの道だった。いかにしてエッフェルは数々の難題に立ち向かったのか? なぜ途中であきらめなかったのか? 実はエッフェルの偉業の影には、愛する女性の存在があった─。

─公式サイトより

ラブストーリーに関しては、

「若かりし頃、行き違いから別れてしまった元カノと、

20年後偶然再会し、人妻である彼女と不倫を云ぬん」な

割と良くある話だなぁという感じでした。

 

それよりもわたし的には

エッフェル塔建設の苦難の乗り越え方が

面白かったなぁ。

 

とにかく万事「向かい風!」

 

美意識のない鉄骨と揶揄非難、

ノートルダムより低くしろ

という司祭からの命令、

資金難に喘ぎ、

職人のストライキ、市民の工事反対デモ、

基礎工事の地盤の緩さと浸水などなど、

味方は誰がいるのだ?というくらい、

台風並みの風当たり。

 

それでも心折れない技術者エッフェル。

その強さはどこから来るのか?

 

かつてボルドーで鉄道用の橋梁事業を

大成功させたプライド?

 

元カノに

「あなたが作った塔を見たいわ」と

ほだされたから?

 

いずれにせよ、

賃上げにブーブー文句を言う

職人たちを鼓舞し、

見事に塔を完成させるわけです。

 

私が一番興味を惹かれたのは

塔の4つ足の高さを揃え、

その上に展望台を

水平に乗せる作業。


あんなどデカい建造物の

足の高さを揃えて水平にするなんて

どうやってやるんじゃい??

19世紀の技術で。

 

どうやってやるかは

映画本編をご覧いただくとして。

 

見事に水平に設置できた瞬間は

全員拍手と歓声!!!ウォー!

『プロジェクトX』を見てる気分。

 

やったぜ!エッフェル!

偉業はこうして誕生した。

 

(ちょっと「Always 三丁目の夕日」を
思い出してしまったけどねw)

 

次回パリへ行って

エッフェル塔を仰ぎ見る時、

この映画のことを思い出すのでしょう。

 

そして

「彼女がいなかったら、

この歴史的建造物は

誕生しなかったのだろうか」と。

 

陳腐なセリフですが、

「良くも悪くも、

愛のパワーってすごいな」と。

 

劇場上映は今月末までなので、

ご覧になりたい方は

お急ぎくださいね🇫🇷

 

🇫🇷映画『エッフェル塔~創造者の愛~』公式サイト🇫🇷