イベリコ豚よりも美味いと言われる「アボカドポーク(アボ豚)」が食べられる店が佐原にあるというので行ってきました。
アボ豚というのは日の出牧場が3年前に初めて出荷したアボカドオイルを混ぜた飼料を食べさせ、放牧で育てた黒豚のこと。
私の場合、イベリコ豚なんてお高いものは生ハムでちょろっと食べたくらいなんで、えらそうなことは言えませんが、甲州のワイン豚とかSPFポークとか、わが千葉にもあるブランド大権ポーク、美明豚、夷隅豚など、まぁ多少は美味しい豚を食べてきております。
ワイン豚のさっぱり系なのに肉の味がしっかりしていて香りがいい肉とか、SPFや夷隅豚などの軽くてサクッとした歯ごたえの肉や、大権ポーク、美明豚の様な脂がトロトロで濃厚な味わいの肉など、それぞれに特徴があって、アボ豚はどんな味なのか楽しみです。
佐原駅の南口からロータリーを東へ歩いて2分くらいかな? わいわい食彩館さんです。
店頭のディスプレイ。豚肉に自信があるのがわかりますね。
店内の様子。1/4くらいが物産品を売っています。空いてますけど佐原の駅前って景観保全地区からも離れてるし、ほとんど人が歩いてないんですよ。
このあと家族連れが2組ほどきましたけど、ちょっと心配になりますね。
メニュー。トンテキが一押しなのかな?
メニュー。グリルというのはハムを作る様に塩漬けにした肉をスモークせずに焼いたものらしい。
ここはやはり肉が一番楽しめそうなトンテキ定食(1000円税込み)に決定。
さっそくいただきましょう。
はっきり言います。これは今までの豚肉とは別の食べ物です。
まず歯ごたえが異質。柔らかさがマグロのステーキみたい。スッと歯が入っていく。それでいて弾力は肉のそれで決してマグロの様な魚の腰のなさとは違います。
次に口にいれた瞬間に鼻に抜ける香り。イベリコ豚がナッツの香りだとすると、このアボ豚はフルーツです。爽やかな甘い香りがします。
そして脂が糖度系で測れるんじゃないかってくらい甘い!しかもフルーティーでさっぱりしてます。
なんだろう? もうちょっと想像を超えちゃってます。これに比べたら馬肉もジビエのイノシシや鹿肉も全部予想の範囲内の味です。
これは美味い。肉の味に驚いてたら、家族連れのお父さんがとんかつを一口だべて「美味い!」って大きめの声を漏らしてました(笑)
店の雰囲気が良いとか接客が良いとかはないですが、この肉を食うためだけにここに来たいと思います。
さて、昼飯を食べたら佐原まで来たのでちょっと香取神宮にお参りして帰りましょう。
と、街中を走っていたら来週予定されている佐原の大祭用の山車がメンテナンスされてました。
これすげぇ〜な。道路が混むのが目に見えてるので、いままで近づかなかったのですが、こういう山車が何台も並ぶとなるとみてみたいですねぇ。
最後は香取神宮。今日は人が多かったなぁ。
みなさんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。