
以前、ご紹介した千葉市内のニセモノのお城ではなく、
そこにあった屋敷に住んでいた千葉家が酒々井に建てたホンモノのお城の跡。
千葉市内は室町時代に住んでいたらしく、その後
戦国の時代になって、酒々井に移転、城を構えたらしい。
城郭跡としては土塁や空堀がほぼ完全に残されており、
千葉の城郭としては唯一、史跡に認定されているそうです。
ということで、期待に胸を膨らませつつ向かいます。
\えっ!? マムシでるの?/

右側の電柱にもなにか看板が・・・。
\えっ!? 発砲注意?/

禁猟区にしようよ。住宅も近くにあるんだし。。。
農道を通って史跡の入り口に到着しました。
なんか普通の温室とかありますが、この奥にあるようです。

バイクを停めて歩いていくと、この軽四が停めてあるところが馬場。
要するにタクシーのたまり場みたいなものですね。

たぶん、ここが大手門ということになるんでしょうね。
おそらく千葉家の家紋であろう模様が描かれた盾がずらりと並んでいます。

あきらかに人工的に手が入っている段差が城跡ですね。

この史跡の空撮に解説が書き込んであります。
クリックすると拡大します。

土塁の上に上って入ってきた方を振り返ります。
入り口の方が狭く、そこを囲むように土塁が築いてあります。
攻めてきた敵は数の優位を生かせない構造ですね。

さらに上って城山とありますが、天守みたいなものがあったのかな?
発掘の後なのか、金属の杭が打ち込んであり、テープも張ってあります。

何も無くても「昔はこんな感じでした」という図入りの説明があり、
わかりやすくなっています。

奥の山や倉庫後などもあり、切り通しもあります。
北側の切り通しの上ってそこからの眺望は素晴らしいものでした。

ここは今工事中みたいですので、この先整備されるのでしょうね。
できればどこにでもある鉄筋コンクリート製の模造天守や、
無理に石垣を組むのではなく、ある程度史実に近いものにして欲しいですね。
最後まで読んでくださったあなたに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。

