今日は、散歩がてら、JR児島駅の近くにある「旧野崎浜灯明台」を見に、行ってみました。

 

こちら、その「旧野崎浜灯明台」です。

想像していたよりも、大きくて、驚きました。

庭瀬港の灯台くらいの大きさかと思っていたのですが、それよりも、かなり大きい。

 

やや、違う方向から。

風情がありますね。

 

こちら、灯明台の麓にある説明板です。

 

灯明台を、見上げる。

味があって、良いですね。

 

 

さて、この「旧野崎浜灯明台」は、「日本式木造灯明台」になります。

味野浜、赤崎浜の埠頭にあり、文久3年(1863)、塩竃明神の御神燈として、また、夜間、浜に出入りをする船のための灯台として建てられたもの。

この辺りには、「塩田王」の野崎武左衛門が創設した塩田地帯が広がり、この灯台のある場所は、その東端に当たる。

この塩田地帯は、野崎浜と呼ばれ、塩の積み出しをする船や、北前船が、出入りをしていたそうです。

 

木造高灯籠形式の灯台は、全国的にも少なく、倉敷市の重要文化財に指定されています。

西洋式灯台に変わる以前の灯台の様式です。

 

説明板の文章によれば、明治30年頃に、大規模な修理が行われ、昭和40年の初め頃までは、使用されていたそうです。

 

旧野崎家住宅にも、そのうち、行ってみないと。