「わたどう」(ミツウロコ)から、まさかの「アンナチュラル」(マカバ)へ。(前の記事の続き) | ヒハ ノボル

ヒハ ノボル

発達凹凸ありの小学生男子の母です。
生まれは関西、ほぼ東北育ちで、今は関東在住。
漫画好き。最近の趣味は、フラワーエッセンス。

前の記事の続きですが

今回はスピリチュアル寄りの話になります。

前世とか神聖幾何学とか

そういうのはちょっと…と思われる場合は

スルーするか

ファンタジーだとでも思っていただけたら(笑)

 

 

 

 

 

9月17日、急に思いついて

久々に大崎八幡宮に行ってきました。

 

最初は、その少し手前にある

藤森神社だけ行こうと思ってたのですが

やっぱりもう少し足をのばして

八幡宮にも行ってみよう、と。

 

で、八幡宮に行ってみて

ハッと気づきました。

摂社に金刀比羅(ことひら)社があったこと。

 

 

こんぴらさんのことです。

大物主神。

大物主といえば

奈良の三輪山をご神体とする

大神神社…。

そして、蛇に姿を変えるという

蛇神信仰のお話があります。

 

 

 

最近「ミツウロコ」のことを書いてますが

ミツウロコ(鱗紋)といえば

 

☆魚類やの鱗に見立て、鱗文という名がついた

☆能や歌舞伎で、鬼女やの化身の衣装に使われる

 

ということで、

ここ最近、「大神神社」や

「大物主神」というワードも気になるところ。

実はこれまで、

八幡宮の金刀比羅社には

あまりお参りしていませんでした。

なぜなら、

他の摂社が立ち並ぶと場所から離れて

一社だけ全然違う場所にあるから。

それで、ついつい

スルーすることが多かったのです。

そんな中、

大物主神が気になる

今のタイミングでお参りできたのは

良かった~という感じです。

 

 

 

そして、もう一つ

立ち寄った、藤森神社

京都の伏見にある藤森神社からの勧請です。

 

この神社

マンションの私有地に

オーナーさんが個人的に立てた

とても小さな神社です。

偶然Googleマップで見つけて

気になって足を運んだものの

この近所に住む友人たちも

この神社のことを知りません。

マンションの奥の駐車場の

さらに奥にあるからね。。。

マンションに住んでる人の中でも

さらに限られた人しか

行かない場所だと思います。

鳥居は私の身長より低いし

となりは(イナバの?)物置。

正直、オーナーさん以外

参拝することもないんじゃないかという佇まい。

 

 

でも、私はこの神社が

とても気になっていたのです。

思えば、最初に行ったとき。

マンションの管理人さんに遭遇して

由来を書いた紙を見せてくれたり

建てられた経緯を教えていただいたりしたのですが

それ以来何度も足を運んでいるのに

その後一度も管理人さんに会わない…。

ご祭神がわかる案内板などもないので

もし管理人さんに会わなければ

おそらくその後は参拝することもなかったと思います。

 

ちなみに、こちらのご祭神は、

京都の藤森神社と同じ、

すごく多くてざっと十二柱。

スサノオさんや、八幡宮と同じ応神天皇、

竹内宿禰さんなど。

 

その中で気になってたのが、

 

早良親王(さわらしんのう)

伊豫親王(いよしんのう)

井上内親王(いがみないしんのう)

 

奈良時代から平安初期にかけての

皇族の方々ですが、

三人とも、失脚・非業の死を遂げられています。

御霊信仰」の対象として、

藤森神社以外でも、祭られています。

(祟りを恐れて「怨霊」を鎮めるために祭る)

 

 

この中でも特に気になってたのが

女性の井上内親王でした。

 

聖武天皇の第一皇女。

11歳のときから17年間、

伊勢神宮の斎宮をしてましたが

弟の安積親王が亡くなったことにより帰京。

その後嫁いだ白壁王が

天皇になり(光仁天皇)、皇后となる。

ところが。

夫の光仁天皇を呪詛したとして皇后を廃され

息子の他戸親王も皇太子を廃されることになった。

さらに翌年、

難波内親王(夫の同母姉)を呪詛し殺害したという嫌疑が掛かり、

息子・他戸親王と共に庶人に落とされた上、幽閉

幽閉先で他戸親王と同日に死去。

この不自然な死には暗殺説や自殺説も根強い…と。

 

庶民に落とされたうえ

幽閉先で息子と同じ日に死亡とか、

陰謀のような何かがあったとしか思えませんが

実際、天皇をめぐる主権争いが

特に激しい時代だったようです。

目立つのは、藤原一族。

元をたどると、藤原不比等かと思います。

 

 

 

 

 

個人的な話になりますが、去年の10月。

東京に泊りがけで

大嶋信頼先生の

インサイトカウンセリングの

セミナーに参加してきました。

そのとき、時間があったので

行きの新幹線、上野駅で降りて

東京国立博物館でやってた

「正倉院の世界」展を見てきました。

思いつきで上野で降りて、

上野公園のチケット売り場で

ゴッホ展・ハプスブルク展で迷ってたのに

正倉院のポスターが目について

直前で、そっちに決めました。

 

普通に楽しく見物して帰りましたが

その日の夜、ホテルでふと

井上内親王のことを思い出しました。

というのも、セミナーでメモするために持っていったノート、

調べものをメモするのに使ってたものですが

井上内親王のことを調べたことを書いたものだったからです。

正倉院といえば、聖武天皇。

そして、井上内親王は聖武天皇の娘です。

で、気になって調べたメモを見返すと…。

 

 

聖武天皇にはお后が二人いた。

 

一人は光明皇后

もう一人は県犬飼広刀自。

 

井上内親王

県犬飼広刀自の娘です。

で、この県犬飼広刀自には

井上内親王の他に二人子どもがいるのですが

井上内親王含め、

三人とも不幸な死に方をしています。

 

これに対して、光明皇后

この方、父が藤原不比等

母は県犬飼三千代です。

つまり

 

光明皇后

県犬飼広刀自

 

聖武天皇の二人の奥さんは、どちらも

県犬飼氏の一族の女性だということです。

ちなみに、聖武天皇の母の父が

藤原不比等

聖武天皇から見ると、不比等は

母方のおじいちゃんであると同時に

妻(光明皇后)の父親(お舅さん)、

ということになります。

 

ややこしいですが、二人の奥さん、

光明皇后と県犬飼広刀自

二人とも県犬飼氏の一族なんだけど

光明皇后には藤原氏の強い後ろ盾があり

県犬飼広刀自には、それがなかった。

藤原氏としては、

自分たちの血を濃く受け継いだ

光明皇后の子どもたちに

絶対に皇統をついでほしかった。

でも、光明皇后の生んだ男子が夭折したりと

なかなかうまくいかない。

で、県犬飼広刀自の子ども三人を陥れつつ

光明皇后の娘、阿倍内親王を

孝謙天皇として即位させたりします。

 

 

藤原一族(不比等)もなかなかアレですが

不比等の後妻の県犬飼三千代、

彼女も、後に「橘」姓を賜り

橘氏の祖にもなっている実力者。

二人そろって、かなりのやり手だったんでしょうね…。

実の娘である光明皇后だけでなく

県犬飼広刀自を聖武天皇と娶せたのも

三千代の推挙だったとされています。

同じ一族から二人の女を妻に据えるのは

一族の繁栄のためによくあることだったのかもしれませんが

ここでは藤原氏も絡んで、

かなりドロドロしてたんじゃないかと思ってしまう…。

 

県犬飼氏は他にも

阿曇犬養氏、海犬養氏などがいるそうで

安曇系の海人族ということなんでしょうが、

以前から県犬飼氏が気になってたのは

ここつながりだったのか…と腑に落ちました。

 

 

 

去年、あのタイミングで正倉院展に行ったのも何かのご縁と思って

仙台に戻ってすぐに

先ほどご紹介した、マンションの一角にある

小さな藤森神社に行きました。

そしたら、手を合わせているときに

ダーッと涙が出てきたんです。

それまで、神社参拝で涙が出るとか一度もなかったので

すごくびっくりしました。

それで、しばらくして(色々視えちゃう)師匠の施術を受けたついでに

「神社でこんなことがあった」と相談したところ

 

「その皇族の方の親族だった過去生があるようですね」

 

と言われました。

え…てことは元皇族ぅ?

とか考えちゃいましたが、師匠いわく

「誰でも、

王侯貴族だったり奴隷だったり

美形だったり醜かったり

人格者だったり殺人者だったり

という過去生があるものですヨ」

とのことなので、

まあ、そこはあんまりこだわらんとこう。

とにかく、井上内親王の親族だったらしいけど

男か女かなど、その他のことは知らされなかったので

詳しいことはわかりませんが、

とにかく怖がる必要はなさそうなのでホッとしつつ、

そのことはずっと心に残っていました。

 

 

 

 

今回、ミツウロコ→「女性の執念」ときて

その出来事を思い出していだんです。

井上内親王の悲劇もそうだし

母親の県犬飼広刀自と光明皇后、

そして聖武天皇の三角関係も

権力争いと関係してかなりドロドロと

「わたどう」にも負けないドラマだったんじゃないかと思うし。

 

 

そんなわけで、記事の冒頭に戻って

久しぶりにまた藤森神社にお参りに行ったわけですが。

今回は清々しいほどに、

何も感じませんでした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…前置きが長くなりました(え)

 

そんなわけで、ミツウロコから始まった

女の執念」に関しては一段落かと思ってましたが

ここから前回の記事の続きです。

 

 

 

 

△▽=砂時計みたいな

上下の三角マーク。

そのマークを、アメリカの先住民は

「水」の意味で使っていた、と

inehapoさんに教えてもらって、

またちょっと違う流れになりました…。

 

 

 

「水」というワードをもらった日の夜。

寝る前に目をつぶってたら

まぶたの裏の黒い視界に

ぐるぐる大きな渦巻が見えたんです。

外側から中心に向かって吸い込まれていくような、

そんな渦巻。

外側から中心に向かって時計回りに

渦を巻いていました。

 

そのときふと、

小川のせせらぎのような

チョロチョロとした水音に気づきました。

「あれ?」と思って意識を集中すると

その水音は消えていき、

少し開けた窓の外から、虫の声がします。

その日は雨がふってなかったから

水音はするはずがないんですね。

でも、また意識をボーっと拡散させると

水音が聞こえてくる。

私はいわゆる「視える」とか「聞こえる」とかは無いので

「なんじゃこりゃあああ!」と思いつつ

最近は何かあってもあんまり驚かなくなってるので

「どういうことか?」と考えていて

inehapoさんの言っていた

「三角形」と「水」のことを思い出していました。

で、その日はそのまま寝て

翌日気になるワードを検索かけてみたのですが。

 

 

 

最初は「渦巻」の右回り左回りについて

調べてたのですが

この右回り・左回りって、

どこを起点にするかとか

見る位置によって逆になっちゃって

以前も「アスクレピオスの杖」が

右回りか左回りかという記事を読んでいて

「…ダメだわからーーーん!!」

となって、ギブアップしたこともあり、

今回も早々に音を上げました。

 

うん。右回りか左回りかは置いておこう。

三角形と「水」について、だ。

で、考えていて気づきました。

 

前日見た「渦巻き」は、

横から見ると「▽」だということに。

水を張った黒いバケツの底をイメージしてみる。

その真ん中に穴をあけると

そこから水が漏れだしていく。

それを上から眺めていたみたいな感じが、前日のビジョン。

で、中心に向かって水が漏れ出す渦を

横から見ると▽になる。

せせらぎの音がしていたのは、そういうことか。

そう思ってネットで検索していくと、

 

 

△=火=「男性性(能動的原理)」

 

▽=水=「女性性(受動的原理)」

 

二つがバランスすることで、六芒星になる…

 

みたいな情報に行きつきました。

 

 

六芒星…。

目に見えない世界に興味を持ち始めた初期から

六芒星は、ずっと気になっています。

 

 

 

△=火=「男性性(能動的原理)」

 

▽=水=「女性性(受動的原理)」

 

そしての統合で六芒星…。

 

 

そういえば

ミツウロコ(鱗紋)では

3つの△(男性性)に囲まれて

真ん中に▽(女性性)が閉じ込められている。

そのようにも見えます。

 

 

そういう視点で見ると

ミツウロコが能や歌舞伎の衣装で

「女の執念を象徴する図柄」

とされているのは

男性性に抑圧された女性性から?

と考えることもできるのかもしれない…。

 

ただ、の意味は

男性性と女性性だけではないようで。

 

陽と陰、光と闇、プラスとマイナス、上昇と下降、剛と柔、火と水、創造と破壊、拡大と縮小、右回転と左回転、顕在意識と潜在意識、男性性と女性性…、といった相対するエネルギーの象徴であり、

この2つの正三角形(△と▽)が合体した「六芒星」は、「相対するエネルギーの調和」という意味合いを明確に表現しています。

 

男性性と女性性に限らず

相反するエネルギーの調和を表現しているのが

六芒星、ということなんですね…。

 

 

 

また、△と▽の六芒星のことを調べてた日

フラクタルの記事を引用させていただいたサイト

「火」と「水」についての書かれた記事が出ていました。

日月神事の記述の中に

 

子(ネ)の歳真中にして前後十年が正念場、世の立替へはとざぞ
(磐戸の巻 第十六帖)

 

というのが、あるそうです。

子(ネ)の年というのがいつなのかは所説あるようですが

今年も子年ということで、

2020年の前後十年が正念場…ということなんですね。

「世の立て替えは水と火」ということについては

水→洪水など水の災害

火→火山や山火事

など、水と火の災害が増える…とする解釈が多いようです。

確かに水と火に関する災害の件数は増えてるように思いますが

そのあたりのことは、私には何とも言えません…。

ただ、何となく個々の内側の

△=火=「男性性(能動的原理)」

▽=水=「女性性(受動的原理)」

これをバランスさせて

均整のとれた六芒星に持っていくこと。

そうすることで、現実に起こる現象にも影響を与えることができるんじゃないか。

そんなことを思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまできて

「私にしては崇高なこと考えたな~」

なんて思ってたら、

最後のダメ押しがありました…。

 

八幡宮&藤森神社に参拝した日の翌日。

ふとamazonのプライムビデオのページを開いたんです。

プライム会員の特典、特に役に立ってないので

いつ解約しようかと思ってたんですが

辞める前に面白いアニメとかドラマを見とくか…と思って

久々にのぞいてみたんです。

そしたら、「アンナチュラル」発見!

知ってる方も多いと思いますが、

数年前にやってた、石原さとみさん主演のドラマですね。

私は当時全く知らなかったのですが

去年米津玄師さんにハマったときに

「Lemon」がドラマの主題歌だったということで知りました。

で、見たいと思ったけど

去年はプライムビデオになかった…。

「わたどう」にハマったことで

ドラマを見る楽しみが復活してしまい

4連休が明けたら

「アンナチュラル」レンタルしようかな、とまで思っていました。

そしたら、プライムビデオにあった!

レンタルしなくても無料で見れますがな!!

 

で、すぐに1話めを見ました。

コロナウイルス(MERS)の感染が

物語の中心になっていて

今の世相と驚くほどリンクしてるな!と驚きつつ。

画面を見ていて、ふと、

主人公が勤務する組織のロゴマーク。

これが気になってよく見てみたら。

 

 

六芒星…?

いや、

 

マカバ

 

だね。

うん、六芒星を立体にしたやつ。

 

 

六芒星で終わりじゃないのか?

二極の統合には、その先があるということ?

そういえば、神聖幾何学の世界でも

これからは「平面から立体へ」というのをよく見るけど…。

マカバは、「人間のエネルギーフィールド」とも言われてるそうですね。

「マ」「カ」「バ」の音にもそれぞれ意味があるとか

いろんな情報がありますが、

私が気になったのは、

やっぱりミツウロコのことだった。

 

マカバは「星型八面体」ともいうのですが

Wikipediaの「星型八面体」のページで

面形状→正三角形:8枚

とありました。

その図として載ってたのが↑の逆ミツウロコ

 

面形状というのは、説明が難しいのですが

下のマカバ(星型八面体)を見たとき

右図のミツウロコのシルエットが見える部分、となります。

 

 

「アンナチュラル」から撮ったロゴも同じで、

マカバは平面で見ると

全ての面でミツウロコのシルエットになるんですね。

 

この2つの図を見ていて、ハッとしました。

さっき私がミツウロコについて書いたこと。

 

3つの△(男性性)に囲まれて

真ん中に▽(女性性)が閉じ込められている。

男性性に抑圧された女性性から

「女の執念を象徴する図柄」

とされているののかもしれない…。

 

 

 

やっぱり、

そこで終わりじゃなかった!

 

ドロドロとか、怨念とか。

それはそれで、確かに、ある。

でもそれを感じきった先には

別の視点もあるのだと気づく。

ミツウロコは「女の執念」。

そのように扱われてきたし

そういう側面もある。

でも、「女の執念」だというミツウロコを

上下逆さまにしてしまえば

あっと言う間に

△と▽のバランスは逆転する。

男性性だろうが女性性だろうが

見方ひとつで逆転する。

陰陽も上下も創造と破壊も。

火と水でさえも、

視点が変われば逆転するのか…。

 

これまでが「そう」だったからって

それを継承し続ける必要はない。

どんな「視点」を持つのか

私は自由に選んでいい。

 

 

ミツウロコ

 ↓

六芒星

 ↓

マカバ

 ↓

ミツウロコ

 

 

気がついたら、

ミツウロコに戻ってきてた(笑)

いやほんと、しつこかった!

 

 

inehapoさんが

「自分で経験していく修行」って言ってたけど

私もそうなのだな~と、しみじみ思う…。

気になることを追っかけて

自分だけにわかるシンクロを体感してみたり

日常のあれこれの感情のブレから

気づきにつながったり。

「経験」を通して腑に落ちたことは

本当にしっくり来ます。

 

 

 

 

 

 

さて。ミツウロコは一段落…

というか、今度こそおしまい…でしょうか。

昨日の朝、ヒノデさんが

 

「ママ!今日から新しい戦いが始まるよ!」

 

と言うのでギョッとしたんだけど

よくよく聞いたら

『マリオごっこ』の話だった。

クリボーとノコノコの戦いがどうとか。

 

マリオでもクリボーでも、応援するからさー。

私はしばらくのんびりボーッとしたい。

PCの画面見過ぎで、疲れたよ…。

(でも「わたどう」と「アンナチュラル」は最終話まで見る!)