若狭も大概だけど、ミツウロコもかなりしつこい。 | ヒハ ノボル

ヒハ ノボル

発達凹凸ありの小学生男子の母です。
生まれは関西、ほぼ東北育ちで、今は関東在住。
漫画好き。最近の趣味は、フラワーエッセンス。

日テレの水曜ドラマ

『私たちはどうかしている』

(以下「わたどう」)

に、ハマってしまいました…。

 

 

ちょっと前に

金曜ロードショーで

『君の膵臓を食べたい』をやってました。

夫が見てたので

ちょいちょい眺めてたのですが

主演の女の子がすごく綺麗で。

浜辺美波ちゃん。

あ、この女優さんが出るのか…

というところから

「わたどう」に興味を持ったのですが

どうやら、昼ドラみたいな

ドロドロ展開らしい…。

 

 

 

それ、いいね(・∀・)

 

 

 

ということで、

先週見逃し配信で

4話からですが

見てみました。

やっぱり浜辺美波ちゃんかわいい。

そして、男主人公の

横浜流星君演じる

「椿様」の和服姿にやられました…。

超イケメン───!!

椿様じゃない横浜流星君は

普通のイケメンに見えるんだけど

(何その上から目線↑)

「椿様」な流星君が

素晴らしくイケメンなんだよ…。

 

 

 

 

 

 

…失礼しました。

 

 

ミツウロコのお話です。

inehapoさんの「闇(くら)」の一連の記事で

色々刺激をもらったのですが

中でも「清姫」という言葉に

強烈に引き付けられまして。

 

 

清姫…名前だけなら

「初めて聞いた」だったのですが。

 

 

「トベといわれた人は、女性の首長を総称して言われるのですが、
紀州にいたナグサトベのように、その土地を守ってきたのは、
古くは母系だったから、娘たち、女性です。

荘園ができてから、土地がほしかった藤原氏たちが、
父系に権利を変えたのでしょう。
その被害にあったのは、「
清姫伝説」にもありますね。
清姫は、ストーカーな恨みをもつ女と語られてきました。

そうではなく、鉱山資源をもっていたタタラの長である。
その土地を奪われ、家族ともども支配下になる。
気の毒ですが、倍返しだ!(←半沢くん…)」

 

 

これ↑を見て

すっっっごい気になったので

清姫伝説を調べてみたんです。

Wikipediaによると

 

 

安珍・清姫伝説(あんちんきよひめでんせつ)とは、紀州道成寺にまつわる伝説のこと。

思いを寄せた僧の安珍に裏切られた少女の清姫が激怒のあまり蛇に変化し、

道成寺鐘ごと安珍を焼き殺すことを内容としている。

 

 

ストーカーな恨み…なるほど。

好きな男の人に裏切られて

激怒のあまり蛇になって

お寺の釣鐘ごと

その男性を焼き殺した…と。

 

で、お寺の「」ごと焼き殺す

という部分が、

「鉱山資源を持っていた、タタラの長」

をあらわしてる、ということでしょうか。

ていうか、Wikipediaに

 

さらに異説としては、清姫は当時鉱山経営者になっており、安珍が清姫から鉱床秘図を借りたまま返さないので、怒った清姫やその鉱山労働者が安珍を追い詰めたという話がある(「清姫は語る」津名道代

 

って書いてあった!

津名道代さんといえば、

「トベたちの哀歌」を書いた方だ…。

inehapoさんが言ってた

「清姫もどこかトベの精神を受け継いでいるような気がします」

というのは

そういうことか…。

 

 

 

で、「道成寺」に見おぼえがありました。

まだ精神世界にも歴史にも興味がなかったころ

「蝶の道行き」という

歌舞伎の演目を調べていたとき

「道成寺」のことを知りました。

清姫の名前はすっかり忘れてたけど…。

清姫伝説は「道成寺」という

歌舞伎や能の演目になってるんですね。

 

これもシンクロかな~と思いながら

裏切られた清姫が「蛇」になって…

というところを改めて見ていて

 

ミツウロコ!

 

 

 

 

が思い浮かんだわけです。

ミツウロコというか

鱗紋(うろこもん)ですが。

連続した三角形の文様を

蛇や龍のうろこにみたてて

「鱗紋」と呼ぶ。

 

鎌倉時代に、魚類や蛇の鱗に見立て、鱗文という名がついたとされ、呪い・魔除けの力を持つとして、武具や戦陣衣装、そして紋章にも用いられたそうです。
室町時代になると、衣装の文様に使われ、武家の陣羽織や能装束に用いられ、
特に、
能や歌舞伎では女の執念を象徴する図柄として、鬼女や蛇の化身の衣装に使われました
江戸時代に入ると、鱗文様は蛇や蝶をイメージさせ、脱皮して厄を落とし再生するという意味もあり、厄除けの文様とされました。
鱗で身を守るとか、固めるとの縁起に因み、
女性の厄除け、魔除けの図柄として鱗文様の長襦袢を身に付けることもあります。「厄除け文様鱗紋」

 

 

 

「連続した三角形」ということで

いろんなパターンがあります。

ほんの一例↓

そして、この鱗紋。

清姫日高川に蛇躰と成るの図」

の着物の柄が、鱗紋だった↓

 

 

「能や歌舞伎では

女の執念を象徴する図柄として、

鬼女や蛇の化身の衣装に

使われました」

ということなので

この絵もそういう意味で

描かれたものなのでしょう。

 

以前から気になってる

ミツウロコ(鱗紋)。

記事でも何度か書いています。

そして、調べてみて

女の執念を象徴する図柄

という意味があることを知って、

ずっと気になっていました。

 

そして、やたらいろんな場面で

遭遇してました。

 

テレビ番組の中で。

 

ヒノデさんのマリオのゲーム。

 

 

「フラクタル」のこと書いたときも

フラクタル図形には色々なパターンがあるのに

その中でもやっぱり

三角形が気になってしまう↓

 


シェルピンスキーのギャスケット

 

 

 

そして、ミツウロコは、

「若狭」とのつながりも見せてくれました。

 

↑若狭湾の海人たちに与えられた

北条氏のミツウロコの紋が入った旗章

 

 

inehapoさんの

「闇(くら)」に係わる記事から

清姫伝説に引き寄せられ、

そこからまたミツウロコ(鱗紋)につながって。

思い当たるのは

清姫伝説の内容からも

 

女の執念を象徴する図柄

 

ということです。

「若狭」や「トベ」にシンクロして

調べていくと

滅ぼされた女性首長や

虐げられた女性たちの伝説につながります。

 

種子島で鉄砲技術を引き換えに

ポルトガル人に引き渡された

「若狭伝説」。

 

滅ぼされたトベ・トメ(女性首長)、

いっぱいいるけど

有名どころでは、ナグサトベ。

 

婚姻によって天皇家とつながることで

一気に滅ぼされはしなかったけど

取り込まれ、封印されていったトメ一族では

オオクラミトメ・サホヒメの一族。

 

 

 

こういう情報に行きつくと、

最初の頃は

「歴史に翻弄された悲劇の女性たち」

という見方で

「慰めたい」という立ち位置で

鎮魂を考えてきました。

でも、ハイヌヴェレが腑に落ちたことで

彼女たちは

「犠牲者」「悲劇の女性」というだけはない。

そういう立ち位置だと、

「被害者意識」から抜け出せない。

もちろん、そういう側面もあるんだけど

ハイヌヴェレを通してみると

彼女たちの存在は

復活再生」など幸せの象徴として

とらえることができるんだ、と。

すると、

 

犠牲者・被害者・滅びの象徴⇔再生復活の象徴

 

と、両極のエネルギーを相殺して

ニュートラル、

鎮魂になる…と思っていました。

 

でも、綺麗ごとだけじゃなかった。

 

 

 

やはり、感情は感じきらないといけない、

ということなのだと思いました。

抑圧されてきた女性たち(まあ女性に限らないけど)は

当然のことながら、

すさまじい恨み、怒りを感じていたはずです。

そういうドロドロしたものと、

とことん向き合う必要がある。

向き合って、自分の中にもある

「恨み」や「怒り」を統合していく。

それが「鎮魂」につながるのかな~。

 

 

 

女の執念を象徴する図柄」である

ミツウロコがグイグイきてたのは

そのことに気づく必要があったのかもしれない…。

そう思い至りました。

 

 

 

 

 

 

 

清姫が一目ぼれした安珍という僧。

「大変な美形」

だったそうですよ…。

「大変な」という形容詞がつくほどの

イケメンとかって…(ゴクリ

 

ここ最近、

なんでイケメンが気になるのか、

ちょっとわかった気がしました(笑)

そして、このタイミングで

「わたどう」にハマったことも。

イケメン椿さまの存在。

そして何より、女の執念。怨念。

まさに、そういうドラマ(^-^;

清姫伝説と同じ。

今回ついに、ヒロインまで

闇落ち?な展開だったし。

 

でも今のところ、ヒロインより

イケメン「椿様」の母親役、

観月ありささんの

悪女っぷりが秀逸なのです。

見事「女の執念・怨念」を

演じてらっしゃる…。

今週の回では

佐野史郎さん(この人も濃いw)演じる

大旦那さまに

 

「お前は、この店を飲み込む

蛇(じゃ)のヘビだ!!」

 

と、怒鳴られてたからね…。

このタイミングでヘビって…。

やっぱりミツウロコ(笑)

もう、見せられてる気しかしない…。

 

でも、「お前はヘビだ!」

と言われた観月ママも

「私をそうさせたのは誰です?」

「私から何もかも奪うのですか!」

と、そうならざるを得なかった理由もある…。

 

結局、ドラマで目立つのは

女の執念

ドロドロの三角関係なんだけど

つきつめると

男性陣がもうちょっとしっかりしてれば…

という気がしなくもない。

イケメン椿様を演じる横浜流星くん、

ドラマの撮影途中にコロナ感染して

一時撮影が中断してたそうですが

そこにも意味があるのかもな~と思ったり。

(統合のための必然…という意味で)

 

 

 

 

 

それはさておき

とりあえず私は

恨みや怒り等々の統合目指して

お馴染みのバッチフラワーを選んでみた。

 

 

・ホリー(恨み・怒り・嫉妬・復讐心)

・セントーリー(自己主張できない・隷属的)

・ウォルナット(環境の変化についていけない)

・バイン(支配的・権力志向)

・パイン(罪悪感)

・ウィロウ(被害者意識・自己憐憫)

・スターオブベツレヘム(ショック・トラウマ)

 

昨日、9月17日は

乙女座新月でした。

バッチフラワーには

占星術を元に選ぶ方法もあるので

今回は乙女座のレメディ、

セントーリーを加えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

inehapoさんの記事を読んで

そんなことを考えながら

すごく楽しかったです。

あ~これで一段落~♪とも…。

 

でも、

まだちょっと続きがありました。

コメントに返信いただいた中で

気になるワードがあったんです…。

私も先日お会いしたNさんの夢に出てきた、

 

上下の三角マークが重なった

△▽=砂時計みたいに)を

たくさんちりばめた模様の着物

 

これが気になって調べたところ

アメリカの先住民の入れ墨に行きつき

それが「水の意味だった」そうなのです。

 

これがすごく気になってたら、

「わたどう」にハマってた私が

なぜか数年前のドラマ

「アンナチュラル」に引き寄せられた…。

 

長くなったので、それについては

また改めて。

 

 

最近、テレビつながりが多いなあ…。

この記事を書きながらも

今日仕事休みだった夫が

映画の録画を見てまして。

その映画というのが、

 

『チア・ダン』

 

といって、

高校のチアリーダー部を舞台にした

広瀬すずさん主演の映画。

セリフで

 

「福井」

 

と聞こえたので聞いてみたら

福井商業高校の実話を元に

つくられた映画…とのこと。

 

 

また福井(若狭)か…。

 

なんていうか、

 

 

 

ミツウロコも大概だけど、

やっぱり若狭は超しつこい!

 

 

 

…ということで(笑)