昆虫スナックとワームチョコの顛末 | ヒハ ノボル

ヒハ ノボル

発達凹凸ありの小学生男子の母です。
生まれは関西、ほぼ東北育ちで、今は関東在住。
漫画好き。最近の趣味は、フラワーエッセンス。

姪っ子ちゃん・甥っ子ちゃんと楽しく遊んで

自宅に戻ってきた息子・ヒノデ。

 

車で行ったのですが、

最終日はお見送りしてもらって、

みんなの姿が見えなくなった途端

 

 

「寂しい~~~~」

「今すぐ戻りたい~~~」

「隣の家だったらよかったのに~~~」

 

 

と、シクシク泣き始めてしまいました。

 

でも、去年よりは立ち直りが早かったかな。

 

 

高速道路に入ったらスイッチやっていい?

 

 

…ゲームのおかげで。

 

 

 

 

 

甥っ子ちゃん(小2男子)もマリオ好きだったので

それはそれは意気投合しておりました。

 

ここ4、5年、毎年この時期に顔を合わせているのですが

ヒノデさんのコミュ力が年々上がってるのを感じます。

 

これは、ヒノデさん本人が保育園だったり小学校だったり

いろんな環境でお友達とかかわってきた経験からくるものだとは思うけど、

私自身の気持ちの変化も大きかったと思っています。

 

最初の頃は、自分たち家族が楽しむことより

姪っ子ちゃん・甥っ子ちゃんたちの家族が楽しむことを優先してたんですね。

以前の記事でも書きましたが、

 

自分の子と仲良くしてほしくてつい、お友達に愛想よく“営業”しちゃうよね~

という話で盛り上がったことがありました。

発達凹凸な自分の子どもが孤立しないように…という気持ちで

クラスメイトの子に愛想よくしちゃうんだけど、

結局、子ども同士が仲良くなるんじゃなくて

「〇〇君のお母さんおもしろい」みたいな感じで

わが子ではなく母親が人気者になってしまう、という本末転倒の現象が…。

結果、よその子がどんどん寄ってきてくれるんだけど

ヒノデさんがポツンとしてしまうことも。

 

まさに、その状態。

甥っ子ちゃん・姪っ子ちゃんを楽しませようと気をつかってばかりで

ヒノデさんにかまってあげられてなかった。

ゆえに、かんしゃくをおこしてますます孤立したり…。

仲間に入れてもらえないヒノデさんを見て、泣きそうになったり。

 

 

 

「他人を優先する」意識が根底にあると

目の前の現実も、それなりになってしまうんですね。

「自分を優先してもらえない」現実を

これでもか、これでもかと見せつけられる。

 

去年は、それに気づいて、

「今回は、自分たち家族が楽しむことを優先する!」

そう決めて行ったら、ストレスがグッと減り

ヒノデさんも子ども同士で楽しそうに過ごしていました。

 

 

 

今年はさらに。

「自分たち家族が楽しむ」ではなく

 

「ワタシが楽しむ!!」

 

と決めて行きました(笑)

そしたら、前回の記事で書いたように

「無心に雪遊びをする自分」がいたわけです。

子どものころ友達と、あるいは一人で、

楽しく雪遊びをしたときのことを思い出しながら

「うわー!たのしー!生きてるって感じするゥゥゥ!!」

と思いながら、黙々と手を動かしている…。

何か特別なことがあったわけでもないのに

自分が無敵になった気がして、

「至福」ってこういうことなのかなあ、なんて思っていました。

 

自分が心から楽しんでいたので

当然周りの状況もこれまでで一番でした。

ヒノデさんは楽しそうだし、

イトコたちも楽しそうだし。

大人もそれぞれに満足そうで。

「調和」を感じられたひとときでした。

 

 

 

 

 

 

 

あー…。

でもひとつ、失敗があったんだった。

ええ、昆虫スナックとワームチョコのことです。

姪っ子ちゃんはデリケートな子だから

食べるの拒否されるかもなーとは思ってたんですが

まさかの反応をされてしまったんです。

 

 

 

「可哀そうすぎる!!」

 

 

 

去年まではそんな話聞いたことなかったんだけど

なんと姪っ子ちゃん、

昆虫・魚・動物、とにかく生き物全般が大好きで

虫や小魚を飼ったり、近々小鳥を買う予定もあるそうで

 

 

「食べるために虫を飼うなんて、人間って残酷だと思う!」

 

 

と、昆虫スナックを見てショックを受けてしまったんです…。

「牛や豚も食べるために飼育してるだろ。それはいいのか」、と

お父さんに言われてましたが、軽い気持ちで

「じゃじゃーん!」と披露した私のいたたまれなさときたら…。

ごめんよおぉぉぉぉぉぉ(/ω\)

 

とにかく、なかったことにするしかない!と

姪っ子ちゃんが席を外したスキにしまいこんで、

その後は特に蒸し返されることもなく、和やかに過ごせました。

 

 

しかし、うーん。

 

この出来事から、私は何を学べばいいんだろう…。

哺乳類と、小さな昆虫、命の重さに優劣はつけられない、とか?

あるいは、面白半分だった私の姿勢に、潜在意識が納得してなかったのか。

検討の余地があるかな~。

反省はしないけど。

 

 

 

 

 

そして、手つかずのまま手元に残ってる

 

昆虫スナックとワームチョコよ…orz