内観のためのツールとしてのアーサナ行。 | ライトハウスヨガ Lighthouse YOGA

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Tetsuo 'Cinmaya' Tanaka のブログです。阿佐ヶ谷・高円寺エリアで2008年から公民館のヨガクラスを開催しています。

いつもヨガクラスご参加のみなさまありがとうございます。

今週末28日日曜日は、

コミュニティふらっと阿佐ヶ谷にての

「みんなのヨガ」クラス開催です。

 

お部屋は2F、和室となります。

 

朝10:00~11:15 + teatime

(だいたい11:40くらいに解散してます。)

 

参加費:¥2000(ハーブティー付き)

 

畳のお部屋なので、

マットはお好みでお持ちください(必須ではありません)。

動きやすい服装で、タオルやお水をお持ちください。

更衣室はありませんので、お着替えが必要な場合はお手洗いをご使用ください。

 

メールでお問い合わせいただくか、

会場に直接お越しいただいてもOKです。

 

コミュニティふらっと阿佐ヶ谷はこちらから。

 

 

「みんなのヨガ」クラスでは、

こころと身体、両面からのアプローチで

日常のストレスを軽減するための

ヨガ行法をお伝えしています。

 

心の動き=感情は身体に現れ、

それが無意識に蓄積されてゆくと、

腰痛などの不調を引き起こします。

 

痛みなどの不快感=体の感覚は、心をゆるがせ、

こちらもまた感じ方、考え方のクセ=無意識の習慣

となって、私たちの行動に影響を与えます。

 

こうした、

互いにフィードバックしあう

こころと身体をじっくりと観察し、

自己のこころと身体を識るためのテクニックが、

ヨガで行われる「内観」です。

 

ヨガのポーズ「アーサナ」は、

そのためのツールとして使われます。

 

身体を動かせば自然と感覚が起き、

それを観察できるようになると、

身体の感覚に反応して起きる、

心の動きも観察できるようになります。

 

例えば、クラスのなかで、

びっくりするようなアーサナをやらされたとしましょう。

最初は気持ちが慌ててうまくできないかもしれません。

 

しかしながら、これを気にする必要はありません。

当然のことです。

 

大切なのは、

そこで身体にどんな感覚があって、

こころがどう感じていたか、

それを客観的に観察できたかどうかなんですね。

 

腰痛などの不調は、

運動フォームの乱れから引き起こされますが、

そうした不調を起こすような動作のクセは、

その人にとっては、

なんらかのストレスに対し、

無意識に身を守っている動作のように

見受けられることがよくあります。

 

なので「このトレーニングをやらないとよくなりませんよ」

と押し付けると、

どんなに適切なトレーニング法でも、

逆効果となってしまう場合があります。

 

適切なトレーニング法というのは、

時折、その人にとっての「身を守る」動作を、

無理やり禁止してしまうものとなるのでしょう。

なぜなら「身を守る」動作が、

不調を引き起こしているわけで、

改善するためのトレーニング法は、

それを否定するもの、なんですね。

 

簡単な動作に見えても、

その人にとっては小さくない不安を感じるのだと推察します。

 

自分のこころと身体を、自分自身で識ること。

それが、

こうした囚われからの解放には、

とても大切なことです。

 

ヨガ哲学でいう

エゴ「自我」から解放というのは、

そうしたことを現しています。

 

今週末も楽しみにお待ちしています。

ケープ・コッドにて。