やぶ蚊さんに食われると思い出す、Ahimsa(アヒムサ)ということ。  | ライトハウスヨガ Lighthouse YOGA

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Tetsuo 'Cinmaya' Tanaka のブログです。阿佐ヶ谷・高円寺エリアで2008年から公民館のヨガクラスを開催しています。

いつもヨガクラスご参加のみなさまありがとうございます。

明日9月6日水曜日は、鷺ノ宮スポーツコミュニティプラザにてのヨガクラス、

秋冬教室の開催です。

 

夜20:15~21:15、60分。

ヒノキの香りを使ったアロマヨガのクラスとなります。

 

教室のご案内はこちらです。

 

まだ暑い日が続いていますが、

朝晩は涼しい風が吹いてきました。

秋の足音が聞こえますね。

 

気温と関係があるのかはわかりませんが、今年はよく蚊に食われるように思います。

 

蚊を思わず叩いてしまうのはよくあることですが、

そこでふと思い浮かぶのは、ヨガで教えられる”Ahimsa”という言葉です。

アヒンサ、とかアヒムサ、といって、殺生や暴力を慎むことを示します。

 

この教えを守るため、インドのアシュラムでは虫よけをたくさん塗って過ごします(笑)。

蚊ももちろん多いですが、アリにもよく噛まれるので、なかなか大変です。

 

特にアリは、蚊のように餌をとる目的でもないのに、

いつのまにか身体によじ登ってきて噛みつきます。

巣を攻撃したわけでもなく、理由がわからないので、

いやがらせをされているようで腹が立ちます(笑)。

 

修業の身としては、そこはなんとか払い落してアリさんの無事を願いますが、

噛まれた後はみみずばれのようになって、けっこう大変です。

 

この"Ahimsa"では、他者に対する暴力を慎むことはもちろん、自分を傷つけることも抑制されています。

これは、他者に傷つけられないようにすることも含みます。

 

すると、また奥行きが見えてくる気がします。

 

「アヒムサは、ただ傷つけることに否定するだけではなく、宇宙の愛を肯定するものだ。

嫌悪が愛へと取り替わった心の態度の発展なのだ。」

 

拙訳ですみませんが、

スワミ・シバナンダさんという人はそうおっしゃっています。

 

そうしたことを思う機会を与えてくれる、やぶ蚊さんにも感謝です。

 

ボストン美術館のダンシング・シヴァです。