”いいヤツ”のスローダウン。 | ライトハウスヨガ Lighthouse YOGA

ライトハウスヨガ Lighthouse YOGA

Tetsuo 'Cinmaya' Tanaka のブログです。阿佐ヶ谷・高円寺エリアで2008年から公民館のヨガクラスを開催しています。

先週末ヨガクラスご参加のみなさんありがとうございます。
ひさしぶりの阿佐ヶ谷地域区民センター、第3&4和室。
阿佐ヶ谷の街を見下ろしながらのクラスセッションでしたが、のんびりすごしていただけましたか?

今週末は5日日曜日朝10:00~、ふたたび高円寺北区民集会所に戻りましてのクリパルヨガクラスセッションです。

今週はスローダウンについてまた書いてみたいと思います。
…スローダウン。
思い起こせば僕の20代~30代は、まさにこれと正反対の、オーバードライヴの日々でした。

フリーランスの仕事というのは、
仕事が終わるということが、
まったくないという状態に陥りがちです。

といって、僕はとくに売れっ子の放送作家だったわけではありません。

…下へ続きますね。

               ☆                   ☆

ヨガクラス概要

※レギュラークラスでは、心身のコンディションをひとりひとり伺いながら、その時の気候や天候にあわせて整え、マインドを静かにし、内観を深めてゆきます。

6~7月の会場はすべて高円寺北区民集会所となります。
毎週日曜日朝10:00~11:30 + sharing time

6月/June
5th、12th、19th、26th

7月/July
3rd、10th、24th、31st

※7月17日は少林寺拳法東京都大会に出場のためお休みを頂きます。
We have no class on July 17th.


阿佐ヶ谷地域区民センターのご案内はこちら
です。
こちらは高円寺北区民集会所の地図です。
いずれも畳の会場ですのでマットは必須ではありません。
女性の方にはお部屋で着替えていただいています。

持ち物、参加方法などはこちらから。

こちらにクラスの様子をUPしました!

お問い合わせ

ybooking@gmail.com
090(4931)6157

                ☆                    ☆

…ただ、仕事が途切れて手が空くと不安になってしまうので、
話が来るとどれもこれもみんな受けてしまうのです。

この手のお仕事は今やっている仕事と違い、何曜日の何時になどと決まっているわけではないので、作業が増えても時間のやりくりさえすればなんとかなってしまう。

さらに、最悪、〆切りを延ばしちゃえばOKだ!
なんてこともできてしまう。
なにしろ、今のように決まった時間に生徒さんたちが待っているわけではないのです。

…でもまあしかし、実際やってみるとどうにもならなくなってしまうんですね(笑)。

そんなわけで、
情報番組やらドラマやら映画やらアニメーションやら、
専門分野も決めずにわんさかわんさかやってましたねぇ。

当時はそういうのが職人だ、なんて思ってましたが、
やっているうちに、では実際、自分はそもそも何が好きで、何をやりたくてこの仕事を始めたのか?
そういう根っこのことも忘れてしまうような事態に陥りました。

マインドが完全にオーバードライヴに入ってしまい、肝心のスピリットがすっかり覆い隠されてしまっていたわけです。

今思えば、ワークロードの半分、つきあいの8割は、いらなかったように思いますね。
それだけでずいぶんとスローダウンできたわけです。
実際に、30代の後半にヨガを始めてからは、ずいぶんと自分をセーブできるようになりました。

結局、仕事は変わってしまうわけですが(笑)。

こんなふうに自分のことを見直す時間がとれれば、
ずいぶんと生活にも余裕が出てきます。

なんですが…しかしながら…。

僕は、この経験をアピールできれば、ほかの方がすこしはスローダウンするきっかけにしてもらえるかなぁ、なんて思っていましたが、
いやいやどうして…、そんなことは浅はかだったと、
近頃、ふと思い知らされました。

なぜかといえば、
自分より他人のことを優先して行動するひとたちも、
この世界には少なからずいる。
だからです。

仕事が途切れると不安、
人に対しても忙しいことをアピールしておきたい、
当時の僕のそんなマインドは、みんな自分のためのことでした。
…まぁ、ちょっとは家族のことも考えましたが、
他人に向けられたものではありません。

でも、そんなチンケな僕なんかとは違って、
他人のことでいっぱいいっぱいになってしまう人たちも、
この世界にはいっぱいいるんですよね。

そういう人たちは、いったいどうやってスローダウンしたらいいんだろう?

またスター・ウォーズの話になりますが、
クワイ=ガン、
オビ=ワン、
ヨーダ…、
そしてアナキン、
ジェダイたちは、他人のためにその秀でた力と知惠を使い切って、
命を落とし、
また、心を病んでゆきました。

こんな人たちに、私たちはどうやったら、不幸な事態を回避してもらうことが出来るんだろう。

劇中ならまだしも、
現実にもそういった場面はたくさんあり、
そうした状況に遭遇することはとても耐えがたいことです。

強くも賢くもない僕は、
いったいどうしたらいいんだろう?

途方に暮れてしまいますが、
せめてその人たちに近づけるよう、こころを向けていくしかありません。

今週末も楽しみにお待ちしています。

ybooking@gmail.com

南インド。湖に昇る朝日です。