こころをまもる力。 | ライトハウスヨガ Lighthouse YOGA

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Tetsuo 'Cinmaya' Tanaka のブログです。阿佐ヶ谷・高円寺エリアで2008年から公民館のヨガクラスを開催しています。

先週末クリパルヨガクラスご参加のみなさんありがとうございます。
そして、実は記念品のお渡しを忘れてしまいました。ごめんなさい。
今週はぜひぜひ、お持ち帰り下さいね。

今週末は25日日曜日、朝10:00~、阿佐ヶ谷・
安田ダンススタジオにてのクリパルヨガクラス開催です。
秋晴れの週末、慌ただしい日常をスローダウンしてゆきましょう。

さて、僕は子どもの頃、西遊記や水滸伝、そしてスター・ウォーズが大好きでした。
・・・って、先週書きました。
でも、孫悟空やダース・ヴェイダーはともかく、水滸伝って、もしかしたら知らない方もいらっしゃるかしら?

水滸伝、でも、最近になってまたふと気になるストーリーなのです。

下に続きますね。

                   ☆                   ☆

ヨガクラス概要

日曜日朝10:00~11:15 + シェアリングティータイム
※10月度より75分クラスとなります。
ドロップイン制:1レッスン2,000円(4回券:6,000円)

主な会場はJR阿佐ヶ谷駅北口より徒歩2分の
安田ダンススタジオです。
(更衣室、レンタルマットあります。)
※この他、阿佐ヶ谷・高円寺の公民館でも行っています。

10月の日曜日朝ヨガクラスは、

4日、18日、25日の開催です。
※11日はお休みとなります。
※レギュラークラスでは、心身のコンディションをひとりひとり伺いながら、その時の気候や天候にあわせて整え、マインドを静かにし、内観を深めてゆきます。

持ち物、参加方法などはこちらから。

こちらにクラスの様子をUPしました!

11月、12月のスケジュールカレンダー

お問い合わせ

ybooking@gmail.com

                ☆                    ☆

水滸伝というのは、中国の宋代を舞台にした、いわゆる英雄豪傑たちが活躍するエンターテイメントです。
僕は子どもの頃この水滸伝に夢中になり、大人になってからも、時々思い出したように原典訳なんかを読破(って、すごい長いんですよ。)したりしていました。

でも、そんな一方で、三国志とか日本の戦国武将ものとか、宮本武蔵とか、あんまり興味がなかったですねぇ。
といって特にきらいでもなく、テレビとかでやっていればまぁ観るほうだったんですが、”泣いて馬謖を斬る”とか”敵に塩を送る”とか言われても、「えらい人たちはなんだか大変だなぁ~。」みたいなかんじでいまひとつ感動までいかない・・・。

好きな方からは、世の中なめとるのか!なんて怒られそうですが(笑)、まぁ、そうなのです。
ごめんなさい(笑)。

でも、水滸伝にはなんとも惹きつけられました。

水滸伝、皇帝をとりまく奸臣たちのために悪政がはびこってしまった世の中で、ひょんなことからお尋ね者になってしまった108人の英傑が、梁山泊という湿地に囲まれた天然の要害に山賊となって立てこもり、世直しのために立ち上がる、というのがその大筋のお話です。

・・・こう書くと、なんだかたいそうなお話のようなんですが、でもじつは、この108人の山賊たち、なにも最初から世直しなんてえらそうなことを考えていたわけではありません。
出身もほんとうに様々で、元はえらい武将なんかだった人から、町場のお役人、漁師に猟師、農民まで、いろんな人がいます。
そんないろんなバックボーンを持つ人たちが、ある日、ひょんなことで事件に巻き込まれ、やむにやまれずやってしまったことで追われる身となってしまう。

武術の腕や家柄を妬まれ、奸臣や悪代官なんかの奸計にはめられたような人もいれば、与太者にからまれたり、寸借詐欺的なことにひっかかったり、色仕掛けにだまされたり、・・・まぁ、およそ僕たちが生きているかぎり、まったく無関係とは言えないような、あらゆる世のしがらみに翻弄されるのです。

宋江という人なんかは、梁山泊軍の総大将になるんですが、もとは町場のお役人で、貧しい人がちょっとした万引きかなにかやったのを見逃してあげたところを、与太者に見つかってゆすられ、はずみで・・・、みたいなきっかけからはじまり、その後も、よっぱらって居酒屋の壁に書いた落書きを、手柄をあげたい悪代官かなにかにつっこまれて、なんと反逆罪にされ・・・など、なんだかしがらみのローラーコースターみたいでしたねぇ。

でも、梁山泊の山賊たちは、助けに来るんですよ。
刑場でいまや執行!というところに。
「・・・酔っ払って調子こいて何が悪い!」
というのは、僕が勝手に読み取ったこのエピソードのテーマですが・・・、

・・・しかし、
どうしても譲れないこと、どうしても護らねばならない、自分自身の”こころ”。

水滸伝、108人の英雄豪傑。
みんな出身も仕事も性別も様々で、じっさい女性もいっぱいいます。
この人たちが、その秀でた技、棒や剣、弓、二丁斧、手裏剣その他、様々な武術に法術、妖術・・・etc、を駆使して護ろうとしたもの、それは自らの”こころ”であったろう。

そして”技”とは、自らの魂と繋がっていようとするとき、自然に与えられる力なのかもしれません。

今週も楽しみにお待ちしています!

ybooking@gmail.com

南インドの朝焼けです。