いつもヨガクラスご参加のみなさんありがとうございます。
曇り空ながら暖かかった昨日に続き、今日は快晴ですね。
朝起きたら一番にお布団を干しました。
お休みだったので午後にはそのお布団でさっそくお昼寝。
お日様の匂いが心地よかったです。
お休みの日にお昼寝していると、なんだかにゃんこになった気分です。
次回、週末朝ヨガクラスは8日日曜日、朝10:00~、いつもの安田ダンススタジオさんにての開催です。
会場のご案内はこちらから。
Thank's for coming to our Yoga class every Sunday.
Next class will take place on upcoming Sunday, Mar,8th, from am 10:00, at Yasuda Dance Studio in Asagaya.
We can enjoy nice warm early spring days in this week.
Enjoy yoga practice and get in shape for new season.
We hope to welcome you soon!
僕はクリパルヨガに沖ヨガなど日本のヨガ、他にパワーヨガ(ヴィンアサ)系、アイエンガー系などで行われているプラクティスを取り入れながらクラスをデザインしています。
クリパルヨガは、完成したポーズをめざすことに主眼がありません。
いまこの場で、自分の中で起きていることをありのままに観察し、受け入れることを大切にします。
このことで自分への理解を深め、それが周囲との関係もよいものに変えるなど、変化をさざ波のように広げてゆきます。
そのため、アーサナ(ポーズ)も少し長めにして自分の”中”を観察する、ということを行います。
なので、僕がこれらのメソッドを取り入れるのは、ポーズの完成のためではありません。
この内観のときに、できるだけその日、その時、その人のいちばんいい心身の状態で、行っていただけるといいなぁ、というのが、僕のねがいです。
僕は、自分自身が身体の不調からヨガを始めたこともあって、凝りや痛みをできるだけ取り去った状態でアーサナを行うように練習しています。
また筋肉があたたまり、関節が心地よく開いた状態でアーサナを行うことで、より体験が深まることも実感しています。
沖ヨガなど日本のヨガには、手先足先の末端から全身に氣の流れを巡らせる行法や、修正法と呼ばれる、関連部位に心地よい刺激を与えることで、少しづつ身体をひらき、アーサナにむけての準備を整えてゆく行法などがあります。
また、ヴィンアサヨガ、パワーヨガ系でも、伝統的なアーサナに解剖学的な解釈を加えて、すこしづつ筋肉を温め、関節の可動域を広げてゆくメソッドが広く行われています。
アーサナのホールドを行って内観を深めるとき、できるだけ身体が快適で、心が静かでいられる状態で、このクリパルヨガならではの体験を深めていただけたらいいなぁ、と、僕はずっと思っていて、そのためにいろんな流派のメソッドをインポートしています。
その日その時、来ていただいた人の状態にあわせていくつかのメソッドを組み合わせてゆくと、だいたいその人が考えているよりも、30%から100%(2倍)、場合によってはそれ以上、身体は伸びるものです。
アーサナというのは全身で行うものですから、たとえばシンプルな前屈でも、ハムストリングス以外に股関節や肩関節の開き具合、背骨(背中)の柔軟性などが関係しているので、ひとつひとつ丁寧に開いてゆくことでおおきく変わるのです。
そして、ここが大切なのですが、呼吸を通じて心がリラックスすれば身体はさらにしなやかさを増します。
・・・さぁ、こんなことを過去数年考えているうちに、最近、ある問いかけが自分の中から浮かんできました。
ヨーガ・スートラの中に、
Sthira sukham asanam
Asanas should be steady and comfortable.
アーサナは快適かつ、安定したものでなければならない。
という経(スートラ)があります。
僕にとって「快適かつ、安定した」アーサナってなんだろう?
あなたにとって「快適かつ、安定した」アーサナってなんでしょう?
これは深いです。
ぜひ、一緒に考えてみましょう。
また書いてゆきますね!
ybooking@gmail.com
高円寺でみつけたかえるさん。
コブラのポーズとってます。