「眼ヨガセルフケア」ワークショップ:モジュール1
「眼ヨガセルフケア」は眼精疲労や視力低下といった眼の不調のケアを通して、心と体の関係を理解し、自然の法則に従いながら眼と体の自然回復力を引き出してゆく健康法です。モジュール1ではビギナー編として、基本の呼吸法や即効性のある眼のリラックス法を中心に学びます。
○基本の呼吸法
ヨガでは呼吸を全てを活かしているエネルギー(プラーナ)のコントロール法であると考えます。自然回復力を引き出す根本となる基本の呼吸法として、腹式呼吸、完全呼吸法をマスターします。
○眼のストレッチ・眼の体操
眼の基礎知識(構造と働き方)に基づいて、眼の筋肉群をストレッチして凝りや力みをほぐすと同時に、眼の可動域や運動性を高めます。
○眼の10点刺激法
「眼ヨガセルフケア」は、日本で戦後半世紀以上も発展を続けてきた沖ヨガのメソッドに基づいています。沖ヨガでは体の問題のある部分に対応する「関連部位」を刺激したりほぐしたりすることで、気の通りをよくし、動きをよくしたり、働きを高めたりします。経絡におけるツボと同じものもあれば、経絡では説明されていないものもあります。「関連部位」への刺激は即効性があり、仕事中や症状のつらいときのセルフケアに大変有効なメソッドです。
○眼に効くヨガのポーズ
眼の疲れや視力低下といった不調は、身体の各部の不調とも関連しています。例えば眼の悩みを持つ人の多くは肩や首の凝りを抱えています。また、腎臓や肝臓も眼と深く関連しています。ヨガのポーズを通して全身に呼吸を通しながら眼とこれらの部位を同時にケアします。肩や首のコリを緩和するポーズ、腎臓や肝臓の働きを高めるポーズ、首と関連の深い手首や足首をリラックスさせるポーズなどを行います。