クリパルヨガについて
ヨギ・アムリット・デサイによって1960年代にインドからアメリカに紹介され、彼の師であるスワミ・クリパルの名前からクリパルヨガと名づけられました。
クリパルヨガはインド発祥のヨガをアメリカのライフスタイルに合わせて発展させ、現代人のために応用したものです。
ヨガは流派を問わず心と体の調和を促す事を目的にしていますが、クリパルヨガの特徴はそのプロセスを具体的に分かりやすく「体験」してゆくところにあります。
呼吸に合わせてゆったりと動きながら、体の感覚を通して心の動きを知り、自分の奥にある「智慧」に耳を傾けてゆきます。
それは時に、人生において必要な選択を行うプロセスともなります。
「生活のヨガ」をコンセプトに探求された練習法は、解剖学や生理学、運動学などをベースにした安全で効果の高いものとなっており、同時に東洋の古武術などの概念も幅広く取り入れられているため、日本人にもとても親しみやすくなっています。
ヨガの哲学についても現代の社会に応用した分かりやすい解説があり、実生活で生かすためのアプローチを探求しています。
クリパルヨガのキャッチは”exploring yoga of life”です。
生活のヨガ、人生のヨガを探求が主眼となっています。
ヨガを練習している時間の体験(on the Mat)を、ヨガマットを離れて日常生活を送っている時間(off the Mat)に生かすこと。これを繰り返しながら人生をよりよいものにしてゆくプロセスを探求します。
クリパルヨガセンター(Kripalu center for yoga and health )は、アメリカ、マサチューセッツ州に北米最大のホリスティックケアセンターを持ち、その活動はヨガやアーユルヴェーダなど古来のヘルスケアから、PTSDなど現代的な問題のメンタルケア研究にまで広く及んでいます。
写真はマサチューセッツ州クリパルヨガセンターです