平常心 -いつも、自分の呼吸でいるためにー | ライトハウスヨガ Lighthouse YOGA

ライトハウスヨガ Lighthouse YOGA

Tetsuo 'Cinmaya' Tanaka のブログです。阿佐ヶ谷・高円寺エリアで2008年から公民館のヨガクラスを開催しています。

○都会で働く現代人のために。

 

~クリパルヨガのビンアサ・プラクティスをぜひお試しください~

 

現在、多くの人々がオフィスワーク、とりわけパソコン作業によって起きる、肩こり、眼精疲労、腰痛、冷え性など)を抱えています。これらは仕事の能率を下げるばかりか、放っておくと、うつなどの重たい症状につながりかねません。

 

 

 

これら症状の主な原因は、テスクワーク、とりわけパソコン作業中に呼吸が浅くなってしまう事にあります。なぜなら、姿勢が崩れてしまうことの主な原因もここにあるからです。

 

 

 

細かい文字や数字を見る時には、集中力を求められるため無意識に呼吸を止めるものです。

 

 

 

 

これに加えて、パソコンの画面は常に動いています。スクロールしたり、カーソルが点滅したり、また思わぬポップアップが現れたりと、枚挙にいとまがありません。

 

 

 

人間には、動くものを見る時に思わず息を止める動物的な習性があるため、パソコン作業をしている時は、普通に本や雑誌を読んでいる時よりもさらに呼吸が浅くなってしまうのです。

 

 

 

人間の体を軸や中心から支えている、コアや体幹と呼ばれる筋肉群を作動させるためには、安定した呼吸が欠かせません。

 

なぜなら、これらの筋肉群は呼吸と調和して働いているからです。

 

 

 

言い換えれば、この筋肉群の作動は、呼吸の安定と「卵が先か、ニワトリが先か」の関係にあり、コアや体幹がうまく作動しないと姿勢が崩れて呼吸が安定しなくなり、呼吸が安定しなければコアや体幹もうまく作動しないという悪循環が引き起こされます。

 

 

 

呼吸から安定が失われ、コア・体幹から力が抜けると、外側の筋肉群が体を支えようと無理な働きをするため、力みやこわばりが生まれ、それが様々な不調を生じさせます。

 

 

 

 

また、呼吸による横隔膜や胸郭の動きは、私たちの体が本来持っている、自然なマッサージの働きを持っています。私たちの体は、自らの呼吸の動きによって外側の筋肉や内臓を絶えずマッサージし、正常を保つようにできているのです。

 

 

クリパルヨガのビンアサ・プラクティスは呼吸に合わせてゆったりと動作を連続させてゆくことで、多忙の中で忘れていた本来の呼吸のリズム「自分の呼吸」を取り戻してゆくものです。

これにより、デスクワークから来る過度の疲労を癒すとともに、パソコンなどの作業中の疲れを軽減する「疲れない体」づくりが可能となります。

また、コアや体幹を安定させ、自分の呼吸を保つことで、心を平静に保ち、社会の中に身を置きながらも周囲との調和の中でストレスから自分を解放してゆくことに大きな効果があるのです。

 

 

一般にはある程度の練習が必要で難しいと言われるビンアサですが、クリパルヨガではゆったりとした動きで初心者の方でも安心して無理なく体験を深めてゆけます。

 

まずは、リラックスした空間で呼吸と体の心地よさを味わうことから始めてください。

 

 

 

○ヨガ本来の目的

 

ヨガのプラクティスは本来、何か新しい能力や神秘的な体験を得るためのものではありません。

 

 

自分自身が本来持っていたものを取り戻し、内なる自然を開花させるためのものです。

自分の内側と外側を調和させることで、最大限に「よく生きる」ことをめざしています。

その調和は山の中であるとか、特別な環境でしか得られないものではありません。

大都会のオフィスで働いていても周囲との調和は求められるのです。

 

 

ヨガの哲学は、人生において、働いて家族を支える時期はしっかりと人々の中で働くことを説き、その役割を調和とともになごやかに終えた時、初めて山の中で暮らすことが許されると言っています。

 

 

 

現在、私自身もテレビ放送の世界で海外ドキュメンタリー番組の日本語版ディレクターとして、時には一日10時間近いデスクワークを続けています。そんな中で、クリパルヨガは仕事を続け社会との調和を見出すうえで大きな支えになっています。

 

 

 

みなさまのご参加楽しみにお待ちしています。

 

 

Jai Bhagwan,

 

 

The Lighthouse YOGA

Chimaya

 

 

 

 

お問い合わせ・ご予約

ybooking@gmail.com

 

 

※クリパルヨガのビンアサ・プラクティス内容をお知りになりたい方は、こちらのクリップをご参考にされてください。

http://kripalu.org/article/1209/