『修道士カドフェル4聖ペテロ祭殺人事件』
エリス・ピーターズ
大出健(訳) 光文社
2003.07.20発行
聖ペテロ祭が間近に迫り、シュルーズベリ大修道院にシュルーズベリの町のギルドの商人達が話し合いにやって来た。
去年のスティーブン王と女帝モードの内乱により荒れた町の修復のため、祭の期間中に修道院が得る通行税の一部を回して欲しいと言うのだ。
昔からの取り決めがあるからと断るラドルファス院長だが、これによりギルドの子弟達が祭の為の水揚げをしている商人といさかいを起こしてしまう。
しかもその後そのワイン商人・トマスが殺害され、水揚げの際トマスに殴られたシュルーズベリ町長の息子・フィリップに疑いが掛かるのだが……。
カドフェルシリーズ5作目。
内乱の傷跡の修復もままならないながらも、聖ペテロ祭が行われる。
各地から来る商人の中には、スティーブン王や女帝モードのスパイなどもいるよう。
今回はベリンガー夫妻が出てくる。
カドフェルシリーズは、巻の間の物語時間がそれほど開いていないみたいだなあ。
基本的にはこのシリーズ、出来るだけ順番通りに読んだ方が賢明の様である。