『ねこまたのおばばと物の怪たち』
香月日輪 角川つばさ文庫
2012.05.15発行
舞子は上院小学校の5年生。
勉強も運動もちょっぴり苦手で、三人組のクラスメイトに苛められる毎日。
家に帰れば、父親と新しい母親は、産まれたばかりの弟にかかりきりで、舞子には構ってくれない。
そんなある日、舞子は三人組から筆箱と引き換えに、イラズ神社の裏明神のお堂からお札を取ってくるように言われる。
大切な筆箱を返して貰うためイラズ神社に向かった舞子だったが、鳥居の内側に入るとそこは一見田舎風の別世界だった。
イラズ神社の総元締め・ねこまたのおばばと出会った舞子。
狐の参佐や鎌鼬の風、河童の吉弥などにも出会い、今まで出来なかった事に挑戦し始める。
親より先に大人になった感がある舞子だけど、成長してもイラズ神社のねこまたのおばば達との縁が切れないのは良いなあ。
*1997年4月にポプラ社から出た『ネコマタのおばばと異次元の森』に加筆修正したもの。