『圓朝語り』。『圓朝語り』稲葉稔 徳間書店2011.06.30発行三遊亭圓朝が可愛がっていた蕎麦屋の娘・お吉が石切場で何者かに殺された。圓朝は新たに弟子になった元武士の文朝を連れ、お吉に気があった男や女友達に話を聞いて下手人捜しをしていく。そして新作作りに悩んでいた圓朝は、何故か集まる怪談話に新作の構想を膨らませて行くのだが……。三遊亭圓朝が怪談『牡丹灯籠』を作り上げるまでを、蕎麦屋の娘殺害の下手人捜しと絡めて描かれている。落語好きならより面白いと思うなあ。『牡丹灯籠』が聴きたくなる一冊。