『骨と髪』
レオ・ブルース
小林晋(訳) 森英俊(解説) 原書房
2005.09.02発行
ゴリンジャー校長夫人の義理の従姉妹・チョーク夫人がキャロラス・ディーンを訪ねてきて、行方不明の従姉妹のアンを探して欲しいと依頼する。
アン・ラスボーンは、かつて住んでいた場所から失踪し、夫のラスボーン氏に殺されたとの噂が立っていたのだ。
キャロラス・ディーンは、ラスボーン夫妻が過去に住んでいた場所を訪れ、夫妻の人となりを近隣の住人に尋ねていくが、何故か夫妻が引っ越しをする度に、アンの容姿や性格が変わっているのに気付く。
同じ人物がそれほど迄に変わるのか?それとも……?
ルーパート・プリグリーが居ない話なので、ゴリンジャー校長夫妻以外駄洒落やツッコミを入れる人が少ない。
チョーク夫人の話に最初は渋っていたキャロラス・ディーンだが、殺人が絡んでいるかも知れないと聞くと、俄然やる気に。
基本的に依頼に報酬は無いのがキャロラス・ディーンの話かも。
そもそもキャロラス・ディーンは不労所得があるので、同僚にやっかまれている位だし。
キャロラス・ディーンが一番困るのは、家政婦のスティック夫人に辞められる事だろうな(警察が嫌いでキャロラス・ディーンに警察が訪ねて来るとすぐに『辞めます』と言う)。
キャロラス・ディーンシリーズ、翻訳続けば良いのになあ。