私、食べ物への執着、物への執着がすごいです。
人に物を貸すのがイヤ、自分の食べているものをあげるのもイヤ。
それは家族にもそうだし、友達にもそうでした。
冷蔵庫に入れていた私のお菓子を食べられて・・・
ものすごく泣きました。
謝ってもらっても許せず、ずっとぐちぐち言ってしまいます。
たぶん、高校生くらいのとき
その他に、
妹に私のエクレアを食べられた夢を見て、夜中におお泣き。
びっくりした母が私を起こしたほど・・・(^▽^;)
この夜中おお泣き事件、私、29歳のときの話です
少し前まで、好きなものは絶対自分で食べる。
人になんてあげられない。
だから、彼が不思議で仕方なかったです。
必ず、私に多く食べさせてくれること。
最後の一切れ、最後の一口。
私が好きなものは、食べていいよ~と言ってくれるんです。
私には??
好きなもの、めったに手に入らないものでもそう。
何でそんなことできるの? って思っていました。
じゃあ、逆に、何で私はできないんだろう・・・
何でだろう、何でだろう・・・って考えると、
やっぱり小さい頃の事が出てきました。
私は三人姉妹の長女です。
小さい頃、あまりお金がなかった私んち。
みんなで分けることがほとんどでした。
自分が貰ってきたものでもそう。
妹達の前で、1人で食べるなんてことできませんでした。
幼稚園のとき、幼稚園で自分の誕生日に貰った小さなケーキ。
正方形の本当に本当に、小さなケーキなんです。
それをもって帰ったら食べられると思ったのに、
自動的に三等分されて、小さいケーキがさらに小さく・・・。
悲しくて、母親に言うと・・
「2人の妹の前で、1人で食べるの?
いづみの時だけでなく、妹たちがもらった時もちゃんと分けるから」
それはそうなんだけど、妹たちがもらうのっていつ?
子供の時はそれがよくわからなくって、ただ悲しいって気持ちだけ
残っていました。
あとは記憶にあるのが、オロナミンC
小学生の頃、工場見学にいって1本貰ってきました。
小さい頃、炭酸飲料を飲むことはめったになくて、
なんだか嬉しかったんですよね。
家にもって帰えったら、やっぱり分けられちゃって・・・
ほんの少しの量になっていました。
自分のものも、好きなものも、全部1人で食べることなんてなくて。
妹の時ももちろん分けたけど、
もともと妹たちはそういうもんだと思ってたみたいでした。
私は何でも一番最初で、よくわからないまま分けられて・・・
って思っていました。
今は理解できるけど、小さい私ではちょっとムリでした。
次に食べられるのがいつかもわからない。
その時がくるのかもわからない。
なんか、そんな風に思ってたな~って思いました。
だから1人で全部食べるってことにこだわっていた気がします。
というか、食べるものだけじゃなかったな~
親の愛情とか、妹が生まれるたびに取られた気がしてました。