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「カゴメ紋」=「六芒星(ろくぼうせい)」
現在の京都府の紋章は、「京」という文字を人型にデザインし、全体に六葉花のイメージしたものだと言う。六葉花は、「平安京」のシンボルなのだそうだ。
また、京都市の市章も、基本的に府章と同じような形をしているが、これも六葉花のイメージである。
古い市章になるとさらにシンプルで、六葉花とは全然似ていない。「京」と言う字をごくシンプルにデザイン化したものらしい。
ところが、一説によると、これらは平安京のマークを基にしたとも言われている。
平安京のマークと言うと聞き慣れないし、見慣れてもいないが、これが「カゴメ紋」、つまり「六芒星」=「ダビデの星」なのである。
六芒星=またの名を「ダビデの星」、ユダヤ人のシンボルである。現在のイスラエル国の国旗に、このマークが真ん中にはっきりと青く描かれている。
※ダビデ=古代イスラエル王国の大王。ユダヤ人にとっては理想的な人物として尊敬されている。そのダビデ王の楯に刻まれたマークが「六芒星」で、以来、ユダヤ人は六芒星を自らのシンボルと考え、神殿などに刻んだ。
紀元前後のユダヤ人の遺跡にも、はっきりとカゴメ紋が刻まれている。ダビデの星は、すでに紀元前後のユダヤ人のシンボルとなっていたのであるが、
ユダヤ人のシンボルである六芒星が、平安京のマークと一致するのは偶然とは考えられない・・・・。
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