

またまたお久しぶりの更新となってしまいました

春はあっという間に過ぎてしまいましたが、今年もまた美しい桜を見ることができました

桜は見る人々の心を和ませ、癒し、元気づけてくれます

本当に桜は他のどの花よりも日本人に愛され、親しまれてきました。
そしてどの花よりも『希望』を感じる花だと思います


今回は遅くなりましたが、本当は「広島と福島を結ぶ会」さんが2月に開催された講演会のことを書こうと思っていました。
私たちたんぽぽメンバーも参加させていただき、言うまでもなく本当に素晴らしい講演会でした

そして何より出迎えてくださったスタッフの方たちの一体感は素晴らしかったです。

この一体感はみなさんが想いを一つにされているからだと思いました。
だから会場は本当に心地良い空気に包まれていましたよ

しかし「広島と福島を結ぶ会」会長の加藤りつこさんのブログhttp://ameblo.jp/nobleheart/を読み進めているうちに、
「広島と福島を結ぶ会」さんが支援されている≪いわき海星高校≫のことを書かずにはおれなくなりました。
だから今回もですが

≪いわき海星高校≫の記事を書かせていただくことにしました

講演会がどれほど素晴らしかったかは、
加藤さんと「広島と福島を結ぶ会」副会長の内藤達郎さんの記事をお読みいただいたければ
おわかりいただけると思います。

【腰塚講演会その1】 http://ameblo.jp/tachan1941/entry-11478308586.html
【腰塚講演会その2】 http://ameblo.jp/tachan1941/entry-11478828498.html
【腰塚講演会その3】 http://ameblo.jp/tachan1941/entry-11478861461.html
【ありがとうございました!】 http://ameblo.jp/nobleheart/entry-11478861174.html
講演会の最初に加藤さんが挨拶に立たれました。
その中で、≪いわき海星高校≫の現状を話されました。
甲子園出場が決まったことは喜ばしいことですが、遠征費を捻出することが難しいのです。
普通は野球部OBなどが寄付されるそうですが、このたびの震災でOBの多くも被害に遭われています。
だからこそ力強く加藤さんは会場のみなさんに訴えられました。
そして加藤さんの熱い想いは、参加された方たちの心にまっすぐに届きました

【いわき海星高校へお贈りできます!】
http://ameblo.jp/nobleheart/entry-11483674327.html
今年春の選抜高校野球でいわき海星高校が「21世紀枠」に選ばれ、
甲子園出場を果たしたのはみなさんご存知ですよね

【以下、毎日新聞 福島支局「号外」2013年1月25日(金)より抜粋して転載】
震災の津波で、校舎1階部分は壊滅、野球道具も流された。
さらに原発事故が追い打ちをかけ、生徒の多くは一時避難した。
グラウンドは海砂に約30㎝埋まり、少し掘ればガラス片が出てくるため、
選手たちには手足を切るけがが絶えなかった。
もうここで野球はできないかもしれない・・・・・。
入学直後に学校を見た今の2年生たちは落胆した。
それでも、海砂の中から道具を掘り出し、グラウンド整備を始めた。
自衛隊や野球関係者、民間ボランティア団体などから
がれき撤去や野球道具の寄贈などの支援を受け、
野球ができる環境を少しずつ取り戻してきた。
「支援物資のグラブを手にしたときは、また野球ができるんだと実感した」
と坂本啓真(さかもと・けいしん)主将(2年生) は振り返る。

また、いわき海星高校の斎藤裕昭教頭先生が加藤さんに手紙を送られました。
同封されていた資料の中に 【PTA会報】があったそうです。
平成15年に4人の部員で野球部を立ち上げて10年。
その想いを初代監督(現在 野球部部長)の齊藤道雄先生が綴られておられたそうです。
その文章を、加藤さんが記事の中でご紹介してくださいました。
(抜粋して転載)
http://ameblo.jp/nobleheart/entry-11486392815.html
そこに起こった東日本大震災、
本当にこれからというときに起こった現実にもう二度と野球はできない、
いや学校自体もう戻れないかもしれないと絶望した。
これは、あの現場を見た誰もが思ったことだと思う。
しかし、この出来事で奪われたものだけではなく、反対に運ばれた縁があった。
全国の野球の仲間が見ず知らずの我々に支援の手を差し延べてくれた。
夏のサヨナラ勝ち、秋の9回裏の5点差を追いつくねばり、そして今秋の戦い。
選手をはじめ誰もがハンデを理由にしたくなかった。
とにかくただではやられたくない、
精一杯やることで支えてきてくれた方々に万分の一でもご恩返しができればと思い、
皆泥臭く戦ってきた。
そして舞い降りた朗報、使い古された言葉かもしれないが、野球の神様がほほえんでくれた。
いつの時代も求められる高校野球の本質は変わらない、
流行に踊らされることなく頑張り続けることが正しかったことを改めて認識させられた。
今を信じて頑張り続けることの大切さを学んだ。

【漢字にこめた誓いの言葉】加藤さんのブログより
http://ameblo.jp/nobleheart/entry-11488673496.html
今春、選抜高校野球大会に選ばれた東北5校の代表が、それぞれの誓いの言葉を、漢字で表した。




「桜」 と書いたいわき海星高校(福島)の坂本啓真(けいしん)主将(2年)は、満開の笑顔で意味を説明する。
「桜の木のように自分たちのプレーを見てくれる人たちが笑顔になるように。
お花見なんかそうじゃないですか。 桜を見て、笑って。
だから応援してくれる人に勇気とか希望を与えられたら・・・」。
桜は小名浜にとって特別な花だ。
学校から約3㌔の場所に、東北で最初に桜の開花を告げる小名浜測候所がある。
春を待ち侘びる人へ吉報を届ける場所。 そんな地域の代表として自分たちの姿を重ねた。
「正直絶望した。それでも受け入れるしかない」 と下を向くことはなかった。
進まない復興を手伝ってくれたのは地元と全国からの支援だった。
「どこの誰かも知らない全国の方から、たくさんの物とか気持ちをいただいている。
もちろん地元の方にも。
だからこそ自分たちが甲子園に立つ姿で少しでも恩返ししたい」。
復興を信じてくれる人へ感謝を届けたい。
だからこそ、桜という文字が力強く見えるように何度も書き直した。
逆境に負けずに咲いた”いわきの桜”が今、全国へ春を告げた。
(日刊スポーツ 2013年1月26日より抜粋して転載)

美しき 美しき 東北の桜が咲いた
見事に 見事に 甲子園で花開いた
今 みんなで信じよう
この素晴らしき若者たちが
心輝かしながら
未来に向かって歩んでいくことを
この素晴らしき若者たちに
心輝かせる未来が
両手を広げて待ち受けていることを
みんなの信じる力が
若者たちの未来を明るく照らす光となる
だから みんなで信じよう
それが 今すぐ私たちにできること
だから……
希望を信じようよ

みんなで信じようよ



