今日は一日観光です。たっぷり寝て、8:00過ぎにホテルを出ました。
Karakoy駅でイスタンブールカードを購入し、T1のトラムで旧市街側へ向かい、sultanahmet駅で下車。目的はイスタンブール地下宮殿です。
「大人気でとても混むので、事前にチケットを買っておき、朝イチで行くのが良い」とAIから提案された通りにしたのですが、正解でした。
8:50で当日チケット列は大行列でしたが、事前購入チケットの列は私たちの前にヨーロピアン夫妻がいるだけ。しかも優先的に最初に入れてくれたので、しばらく私たちとヨーロピアン夫妻だけで、しばし貸切状態。夫妻と共に「いえーい」と謎に盛り上がり、写真を撮り合いっこなどしました。
地下宮殿。幻想的で美しいです。6世紀のビザンツ帝国時代に造られた、巨大な貯水池とのこと。当時から水道インフラが整っていたんですね。
その後、長らく忘れ去られていたところ、釣りをしようとした人が穴を開けたら、偶然にも発掘されたとか、なんとか。現在は修復も終わって、ライトアップもされて、美しい大人気観光地に。
ここの鑑賞ポイントは336本の柱。リサイクル品で、あちこちの神殿から運ばれてきたもの、とのこと。そのため1本ずつ、微妙に柱に刻まれた模様とか、台座の形が異なるんですね。
最大の見どころは、柱の台座となっている、メデューサの頭。二本あって、一本は横向き。顔の1/3が水に浸されていて、せつないです。
もう一本は、逆さま。
これは高さを調整するために向きを変えたのだという説と、見つめられると石になるメデューサの呪いを避けるためだという説、その逆で魔除けとして採用したのだという説があるそうです。どれが真実であるのかは、6世紀の建築設計者のみぞ知る。
そのすぐ後ろに、せつなげなメデューサの彫像もありました。
出口にニャンコもいます。
地下宮殿を出て、道路を渡り、アヤ・ソフィアとブルーモスクの間をうろうろしていると、やたらと日本語の上手いトルコ人たちに次々と話しかけられます。「日本に住んでいた」というけれど、あまりにもみんながみんな、同じようなことを言うので、ちょっと辟易。日本語で話しかけられても反応しないでスルーするようにしました。
気を取り直して、ブルーモスクへ。大人気で、めちゃめちゃ混んでいます。
オスマン帝国時代に造られた現役のモスクで、正式名称は「スルタン・アフメト・モスク」。約2万枚のイズニック・タイルの青い色調から「ブルーモスク」と呼ばれ、美しいですね。
中もまた、差し込む光に照らされて、美しいです。ただし、激混みです。
6本の尖塔が特徴的。オスマン帝国の最盛期の権勢を誇るようですが、メッカの大モスクの尖塔と同数なので、揉めたそうです(通常は4本)。最終的にはメッカ側が1本追加して決着がついたとのこと。
モスクを出ると、広場に三本の柱が立っています。一本目は古代エジプトのオベリスクで、紀元前15世紀にエジプトのカルナック神殿で太陽神ラーに奉納されたもの。東ローマ建国時の4世紀に、コンスタンティノープルの威信を示すために運んでき他とのこと。
真ん中は、蛇の柱。これ昨年ギリシャで見た、デルフィのアポロン神殿と同じやつじゃないか?と思ったら、やはりそうでした。紀元前5世紀にアポロン神殿に奉納されたものを、やはり4世紀に、古代ギリシャの権威を自国に同化させるために、移設したようです。
もう一本は、コンスタンティヌスのオベリスク。10世紀のビザンツ時代に造られたもので、元は青銅版で覆われていたとのこと。10万人が入れる競馬場の柱だったものが、13世紀に十字軍に青銅版が略奪されて、石の芯だけになったとのこと。奪ったり、奪われたり。
近隣の観光客向けのレストランでランチ。京都でいえば東山みたいなところでしょうか。パセリが主役のタブーリ・サラダと、トルコ版ハンバーグのキョフテ。なかなか美味しいし、お店はずっと貸切状態でした。
なかなか客引き合戦が過酷です。人気あるところに人が集まり、空いているところはずっと空いているという……辛い。空いているところの、唯一の客だからか、ウエイターのお兄さんはやさしかったです。ピタやバラクヴァやチャイなど諸々で、1,300トルコリラ(約4,600円)でした。
「すべての道はローマに通ず」の、ローマ街道の起点のモニュメント「ミリオン」も近所にありました。
スルタン・アフメット一世廟も見学したかったのですが、ちょうど昼休みで閉まっていました。
グランド・バザールへ行こうかと思っていたけれど、すでに客引きに辟易していたので、取りやめて、代わりにローカルの大きめのスーパーへ行くことにしました。現地のスーパー、どこへ行っても必ず行きます。食糧事情を見るだけで楽しい。トラムでHaseki駅まで向かいます。
Historiaというショッピング・モールで、地下にMigros MMMという大きなスーパーがありました。チャイ用のカップ6個組とか、チャイ用のリゼ茶葉や、ピーナッツ、お土産用にチョコレートを山盛り。ピスタチオ入りのブラックとホワイトや、ドバイチョコレート、ゴディバ(トルコの会社が権利持っていて安い)などなど。
かなり買い込んだので、トラムでKarakoyのホテルまで戻ります。ホテルの斜向かいのeasy coffeeのテラス席でカフェラテ。2杯で450トルコリラ(約1,590円)。
ちなみにカフェラテはローカルなカフェで150トルコリラ(約530円)、空港で350トルコリラ(約1,230円)。トルコは急激なインフレ状態です。
夕方にもう一度、お出かけです。ガラタ橋の釣りするおじさんたちの脇を歩いて渡って、港で買い食いです。金光港側から、ガラタ地区の風光明媚なイスタンブールを楽しみます。
とうもろこしは焼きでも茹ででも70トルコリラ(約250円)で、焼き栗は100gで100トルコリラ(約355円)。みんな同じ商品と値段なのは、ライセンス商売だからだそうです。
18:00からボスフォラス海峡クルーズです。事前にオンラインで予約して5ユーロ(約940円)。2時間のサンセット・クルーズという名称でしたが、20:00では、日は沈まず…でした。
夕方のクルーズ、眺めが良いのですが……とにかく寒い!! 海風が強く、夕暮れになって気温も下り、13〜14度ぐらい。最初はみんな外デッキに出ていたのが、30分以内にほぼ全員が船室に入っていました。
私たちは、風除けのある外席を見つけて、そこにいました。美しい。
すっかり身体が冷えた状態で下船。帰り道にチキン・ケバブの長いのを400トルコリラ(約1,420円)を買いました。














