本日10月3日から、11月14日まで、金星が逆行します。
金星の逆行は1年半に1度の頻度で起こり、40日続くもの。
愛と豊かさ、美意識と価値という、人生に生きる喜びと欲求とをもたらす金星ですが、同時に扱いのむずかしい側面も多々あります。
それはなんと言っても、金星が人の欲望と直結しているところが大きいでしょう。
「欲しい」という本能の欲求は、生まれたときから始まります。
おっぱいが欲しい、ぬくもりが欲しい、やさしく温かい愛のまなざしが欲しい。
私たちの本能は価値あるものを求めるようにできているのですね。
それらが得られると充実し、満たされますが、得られないと苦しく、それを持っている人に嫉妬し、憎しみさえ感じるでしょう。
また、それを求める欲望は「より多くのものを求める力」となり、他者を押し除けて、富を独占しようとするまでになるかもしれません。
戦争はいつでも金星の象徴するものを争うところから生まれます。
それが嫌で、愛や豊かさを自身が傷つかないところで満たそうとする人たちもいますね。
対象を身近なところに置かないことで、平和で争いをしない代わりに、いつまでも「欲しい」対象を自分のものにしないので、成長が止まってしまうというリスクが生じます。「憧れ」や「理想」といったものが、これに該当します。
1年半に1度の金星逆行期は、自身の愛と豊かさ、美意識と価値について「このままでよいのか」見直して、改める好機です。
この機に内観を通して、いま「欲しいもの」と「どのように満たしているのか」を、改めて棚卸してみるとよいかもしれません。
